加齢が運転に与える影響は?
高齢運転者の多くは、長い運転経験を持つベテランであり、安全運転のお手本となる存在です。
そこで、加齢が運転に与える影響や安全な運転を続けていくためのポイントをまとめてみました。
①視力が落ちるなど視覚機能が低下する
・静止した状態で見るときの視力を静止視力、動いている時や動いているものを見る時の視力を動体視力と言い、いずれの視力も加齢により低下していきますが、運転に係る動体視力の方が低下の度合いが大きく、それとともに視野も狭くなります。
・トンネルに入った時や出た時のように、明るさが大きく変わると、それに目が慣れるのに時間がかかりますが、その時間が遅くなります。
・対向車のヘッドライトに眩惑されたときの回復時間が遅くなります。
②反応が遅れたり動作の正確さが低下する
・前方に危険を発見した時、運転者は反射的にブレーキを踏み込みますが、こうした反射的な反応も加齢により遅くなると言われています。
③経験則にとらわれる傾向にある
・長い運転キャリアによる過去の経験にとらわれる傾向が生じます。特に走り慣れた道路では、例えば、一時停止の標識のある交差点で「これまで車や人が出てきたことはなかったから、今回もでてこないだろう」と一時停止を怠るなど、経験則だけで安全だと判断をしがちです。
三井住友海上火災株式会社より引用
以上の事に心当たりの方はいらっしゃいませんか?
もう一度ふりかえって「からをやかず」、初心にもどった運転をしませんか?
もうすぐ高齢者社員