経営者の窓
お客様は神様です
長引く新車の納車日は車種によっては全く予定が立たない物もあります。三年後、四年後と言うのはまだ良い方ですが、それにしてもこの異常ぶりは一体何なんでしょうか。理由の一回目は部品である半導体不足でしたが、その後に続くメーカーの不祥事である認証不正問題とか燃費性能不正と続き、生産のストップと延長が繰り返されて来た事です。消費者への多大な迷惑は勿論、それにより中古車の市場価格が新車を上回る現象が続いており、異常な自動車流通から様々な問題が生じております。この様な事は過去では努力により短期間に解決し、経済大国のとしての信頼がありました。今ではメーカー、行政共にその動きは見られません。消費者を大切にする「お客様は神様です」の教訓は外国では真似の出来ないお客様を守る商人としての企業理念がありました。何時からか聞かれなくなったこの言葉に時代の変化があるとすれば、国際化の弊害を浴びて日本の良さが又一つ失われて行くと言う事でしょうか。当社ではこの様な中でも出来る事の努力を惜しまずお客様の為に頑張っていきたい所存です。
ご挨拶
当社は創業昭和52年で私より3つ年上ですので、私にとっては、幼少より会社と一緒に育ってきたようなイメージでおります。
当時は、常連のお客様によく遊び相手になっていただいておりましたが、その時によくお客様に言われたのが、「まぁ、いがべ、とりあえず車を見ておくから置いていけ」という社長の人の良さにお客が集まり、帰り際に「ダメだよ!部品代は払っていってね!」という専務の厳しさのお陰で、こうして町工場からここまでの会社になったんだよ。という冗談話でした。こういったことからも前専務は当社の「締める役」として会社を守ってきたのだと思っております。
社会情勢はどんどん変化しますので、変化しなければならない所は変えながら、引き続き会社の「締め役」として邁進してまいりますので、今後もどうぞよろしくお願い致します。
専務取締役 鶴飼 恵美
『信頼』される企業を目指して
秋田県北秋田市出身、(株)青森銀行OBの78歳です。
趣味はスポーツ観戦、ゴルフ、酒は少々、たばこはやめました。
『信頼』される企業を目指して、セールスマンの同行をしています。お伺いした時は宜しくお願い致します。
常務取締役 高橋 菊治