平均車齢とは?
先日平成27年3月末現在の平均車齢の集計がまとまりました、と言う記事を発見しました。
皆さん、自動車の平均車齢とは何のことか分かりますか?
人間に例えると平均年齢のようなものなのだそうです。乗用車(軽自動車を除く)の
平均車齢はH27年度は8.29年で前年より0.16年の延びだそうです。ちなみに連続23
年間延び続けH27年は過去最高だと言うことです。
高齢化が続いている原因として、自動車の品質の向上と十分なメンテナンスからくる
良好な状態の維持などが考えるほか、景気低迷で買い替え期間の長期化などが影響し
ていると思われるそうです。ちなみに10年前は6.77年でした。
この記事を読んでそういえば10年前は走行キロ10万キロを超える車両をあまり見かけ
なかったなと思い、最近はどうかなと考えると車検入庫時の走行距離が10万キロを超
える車両も珍しくはなくなってきました。最近の車両はメンテナンスさえしっかりし
ていれば10万キロを超えてもまだまだ走ります。裏を返すとメンテナンスが悪ければ
車齢は短くなると言うことです。そうなってくると重要になってくるのが日々の点検
です。車検時の点検だけでは無く日ごろからオイル交換を含めた点検(12ヶ月点検な
ど)をこまめに実施することが重要なのではないでしょうか。また、われわれ整備に
関わる者は今は一台の車に大切に長く乗る時代だと言うことを頭に入れた上での、
点検、整備、お客様へのアドバイスが必要です。 川崎