福祉車 こんな事も可能にしました
老人施設に納車した福祉車ですが、使用する車いすがリクライニングを必要とし、その分スペースが要る為、現状の車いす固定装置の位置ではロック出来ず、結局リクライニングを諦めざるを得ないと又使って見ると意外にレイアウトも悪く無駄なスペースがあったりと現場の評判が宜しくないとの事で、早速「匠の技」の出番とばかりにその不満を解消するに改造に取り掛かった 。
上の窮屈な車いすスペースを下のように余裕を持たせる改造をしました。黄丸をご覧ください。もちろん安全装置も問題なく設定し、車いす固定が楽に操作できるようになりました。
写真のようにフロアーを全部取り外し、加工をしているところです。
結構手間がかかります。しかし、永年の福祉車の経験で構造は頭の中にある為順調に作業が進みます。
ご覧のように車いす固定装置プレートが違和感もなくバランスよく仕上がりました。
「匠の技」が冴える瞬間でもありました。
ついでにサイドにある座席に跳ね上げ式のひじ掛けをつけました。
座席に座っている利用者がカーブしたとき座席から転げ落ちるということでした。
これでもう心配ありません。もちろんその後部座席を利用するときも邪魔にならない設定です。
保安基準にしっかりクリアしております。
施設利用者さんも状態に多様性が多くなり、福祉車のベースで対応が難しくなってきております。
仕方がないと不便を強いられている方は、我慢しないで当社にご相談ください。
可能なことがたくさんあります。もちろん費用でもご相談ください。
柔軟に対応したいと思っております。