先週末㈯の夜、いつもの洋野町大野キャンパス天文台駐車場に行ってきました。
仕事が終わって自宅でテントムシ君に望遠鏡機材を積込、八戸を出発。
1時間後、現地につくと空には雲が多くなんとも心配な雰囲気。
案の定、暗くなってきたらガスがかかってきて天頂付近の星しか見えない状況に・・・(ToT)
天頂付近の星が見えると言う事は、上空は晴れている証拠ですので、ここは待つしかありません。
そして待つこと約3時間、23時すぎからガスが晴れてきて星空と天の川が見えてきました!
ここからは水を得た魚のごとく、天体写真の撮影に没頭しました。
標準レンズでの白鳥座全景です。天の川と暗黒星雲が入り乱れています。赤い星雲は新しい星が生まれているところです。
白鳥座の十字の真ん中の星付近を135mm望遠レンズで撮影。赤い星雲が大小濃淡入り乱れています。
全景写真の左中央付近を135mm望遠レンズで撮影。有名な網状星雲と呼ばれており、超新星爆発のなれの果ての姿ですが、いまだに膨張を続けています。
全景写真上の1等星デネブ付近を135mm望遠レンズで撮影。北アメリカ大陸そっくりの形をしていて、肉眼でもその存在が判る明るい星雲です。周辺にも沢山の星雲が漂っています。
この後も撮影を午前3時近くまで続け、素晴らしい夜明けを迎えました。
暁の東天高く輝くのは木星です。
徐々に明るくなってきます。
多くの方がここに見に来ましたが、最後は私だけが残りました。
ガスがこの丘より低いところに見えていました。
・・・いい星空は朝が知っている・・・
「いい酒は朝が知っている」のパロディーです(^o^)/
ロッキー土橋