「17年ぶりの再会」
こんな事ってあるんですね。
先週末に新潟県胎内市へ旅行に行って来ました。
8/23胎内星祭り土曜日の朝、私の望遠鏡FL80s をまじまじと眺める娘さん連れの男性。対物レンズをのぞき込んだり、鏡筒を念入りにチェックされているようです。
「昨夜の土星が素晴らしくシャープに見えましたよ。」と声をかけると、
「これもしかしてオークションで手に入れましたか？」
思いがけない言葉に驚きましたが、私「そうですよ、もう10年以上前ですけど・・・」
すかさず男性「もしかして2008年でしょうか？」
ええ！？確か弘前から八戸に戻って4年目あたりだった記憶「おそらくその頃だと思います。」
男性「もしかして○○円で落札しましたか？」
確かぴったり○○円で落札した記憶「そうです、○○円でしたね。なぜわかるんですか？」
表情が笑顔に変わる男性「私が出品したFL80s だと思います。鏡筒の傷が私の持っていたFL80s と同じですから！」
私「本当ですか！では17年ぶりに再会したことになりますね！」
男性「当時経済的に苦しくてやむを得ず手放したんですけど、まさかここで出会えるなんて・・・」落札後色々と手を入れてかなり変貌していますが、鏡筒の傷が決め手となり再会できたのです。
二人笑顔でがっちり握手。手放したFL80sが今も活躍している姿を見て安心したそうです。私にとっては8ｃｍとは思えない素晴らしい天体像を見せてくれる私の宝物の一つです。胎内星祭りならではの、まさかの素敵な出会いに感謝です。あまりに嬉しくて記念写真撮るのを忘れました。
ロッキー土橋
当該の人です
もしかしたら、同時期に別の方が販売された個体なのかもしれない…と思いまして、改めて記録をみてみると、2008年2月24日に到着しているようなのですが、いかがでしょうか？
FL80Sは恒星が点像に見えて感動した記憶があります。
今は中古で安値で出ていたED102SS（赤道儀とスカイセンサー込みで7万円くらいだったので衝動買い）を使っています。
コンパクトで便利なんですが、やはりシャープさはFLに勝てないですね。
コメントありがとうございます。自分では正確に確認できませんでしたが、ちょうどそのころだったと思います。FL80は1994年ごろ、友人に勧めて初めて土星を覗いたときにあまりにシャープな見え味に驚いたものです。FL102も然り、タカハシのFCよりも格段にシャープでした。今でもこれを超える8ｃｍは見たことがありません。お宝望遠鏡です。このほかにＴＳＡ１２０、ＴＳＡ１０２も所有稼働中です。自宅星見ベランダでの出し入れにはこのくらいがちょうどよいかと思います。FACEBOOKもやっていますので、土橋繁樹で検索してみてください。