真空管ラジオ


先日、お世話になっている知り合いの方から、懐かしい真空管AMラジオを戴きました。

中学生のころ、0-V-1(ゼロブイワン)の愛称で人気だった真空管ラジオを製作したことがありましたが、それの自作キットのようです。このケース無しの剥き出し感がたまりません。

「ちゃんと鳴るかわからないけど」とのことでしたが、自宅で5mくらいのアンテナケーブルをつなぎ電源を入れると、ちゃんとRABラジオが聞こえました!NHK第1、第2放送も聞こえました。再生検波方式といって、右のつまみで感度を調整します。感度を上げすぎると「ピー!」と発振音がするので、その手前にすると最高感度になります。

電源を入れて、真空管が赤く光り音が鳴るまで約10秒ほどかかります。ほんのりと赤く光る真空管の姿は、とても懐かしい光景で、自作にはまっていた中学高校生のころに戻ったような気持ちになりました。

内部の配線を見ると、当時苦労をして製作したことが思い出されました。

最近は、帰宅後にこのラジオでAM放送を聞くのが日課になっています。

真空管の柔らかな音が心地よい夜になります。

ロッキー土橋@元ラジオ少年


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