10/29のオールナイト観望会で撮影した天体写真を紹介します。
まず、9月にも撮影した「すばる」プレアデス星団ですが、前回よりもさらに露出時間を増やして、ほぼ2時間にしたところ、淡い星雲の部分がさらに明瞭に浮き上がってきました。
次にオリオン大星雲で、こちらは80分間の露出時間です。中心部が特に明るいので、短時間露出と長時間露出の画像を合成してあります。
これは超広角レンズで冬の大三角が昇ってくるところを15分間の固定撮影で捉えました。
星の動きを追いかけないので、地球の自転による星々の日周運動の軌跡が線となります。
星の色の違いが良くわかると思います。前景はまきば天文台のシルエットです。
南の空に昇った冬の大三角と天の川です。星の動きを追いかけて撮影したので、星が点像に移ります。画面右上から左下のかけてうっすらと流れているのが冬の天の川です。町の明かりの無い、空の暗いところでないと肉眼で見る事は難しいです。
最後にすばるを撮影中の様子です。画面のさらに上の天頂近くにいるすばるを望遠鏡で追尾撮影中です。
来週あたり、再び撮影遠征に行こうと思います。
ロッキー土橋