アンドロメダ銀河クローズアップ


今年10/1に大野キャンパス天文台駐車場で撮影したアンドロメダ大星雲の写真をクローズアップ!

望遠鏡や観測の技術が進歩するまでの間、アンドロメダ大星雲は銀河系の中の星雲(ガスや塵の集まり)と考えられていました。それが私たち銀河系と同じような恒星の大集団であることが分かったのはちょうど100年ほど前のことです。アンドロメダ大星雲というよりもアンドロメダ銀河と呼ぶ方が正しいと言えます。

星々が渦巻き、暗黒星雲が複雑にからむ様子が見てとれます。画面長辺は約10万光年!

アンドロメダ銀河の周辺部の明るい星たちが分解して見え始めています。

私たちの住む銀河系は、この1枚の画像に収まるくらいの大きさで直径10万光年、アンドロメダ大星雲はなんと直径20万光年!

わが太陽系は、画像の中の針で突いた1点にも満たない小さな存在です。その太陽系の中のさらに小さな惑星「地球」は宇宙の中でも生命が存在する稀有な星ですが、なんとちっぽけな存在なんでしょうか。そのちっぽけな地球の上で戦争や争いを起こしている人にこそ宇宙の広大さを知り、無意味なことをしていると気が付いてほしいものです。

(今日12/9は、2022年の中で最も日没が早い日で、八戸は午後4時7分11秒です。)

ロッキー土橋


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