ご存知かと思いますが、ギターの弦は古くなると取り替える消耗品です。
実は弦の他にも消耗品があるんです。
弦を抑えたときに音程を決める細長い金属「フレット」です。
指で弦を抑えると、弦がフレットに触れて音程が変わります。
長年弾いていると、スチール弦とフレットがこすれて次第に削れてゆくのです。
1番フレットの右側2本の弦が触れるところがV字型に削れているのがわかります。⇧
こうなると弾いた音がビビるのでよくありません。
2~7番フレットもなだらかですが削れています。やはりビビります。
7年ほど前にも同様に削れてきたので全フレット交換修理に出しました。
7年弾き続けてまたメーカーに修理に出す時期が来たようです。
自動車もしかり、多数使われている金属部品も永遠に使えるのではなく、次第に摩耗して不具合が起きることがあります。
長く大事に使うためには、定期的な点検をしてもらうことが大事です。
愛車の使用中に異音や違和感を感じたときは、早めに点検入庫することをオススメします。
ロッキー土橋