キャリアハイ!??? これまでの最高の月面写真が撮れました!
3/29の夜、頭上高く輝く上弦の月。
全体像ではその解像力が判りませんので・・・
北部を拡大。
中央部を拡大。
南部を拡大。
私が考える、最高の月面を撮影するための条件は以下の通りです。
①晴れた空・・・クリアな姿を捉えるには必須条件。薄雲があってもいけません。
②月が頭上高くにあること・・・月の光が地球の大気の中を最短距離で通過し、大気の影響を最小限にする。
③上空の気流が落ち着いていること・・・月の光が上空のジェット気流などで乱されることなく地上に届く。
④望遠鏡本体が外気温に馴染んでいること・・・なじまないと温度差で望遠鏡内に乱気流が発生し光が乱される。また、レンズが温度差で歪み、本来の光学性能を発揮できない。
⑤撮影拡大率が適正であること・・・望遠鏡の性能を発揮できる拡大率を選択して撮影すること。拡大率が大きすぎても小さすぎてもダメ。
今回は全ての要因がほぼベストな状態で撮影することが出来ました。ベランダで撮影中に良い結果が出る予感がしていてワクワクが止まりませんでした。
モニター上ではすべてを伝えきれないので、後程室内展示場の天体写真コーナーでご覧いただけるようにしたいと思います。
ロッキー土橋