工具を使わず指先で回せる「ねじ」をローレットねじといいます。
望遠鏡にいろいろなものをつけたり足したり外したりするのに必要なねじです。
↓ここに見えているだけで8本のローレットねじが使われています。
望遠鏡につけるパーツにはこんなものがあります。ほんの1部でほかにカメラもあります。
このねじにもいろいろなサイズがあり、使いやすいもの、力が入りにくいものなど様々です。
ねじ径はおおきいほど強く締まります。
ねじ径が同じであれば、つまみ部の直径が大きいほど、ねじの全長が長いほど締めやすくなります。手元のパーツに使われているローレットねじを調べると、4mm径ねじでは右側3種が締めにくいことがわかりました。そこで、それらを使いやすい右から4番目のローレットねじに統一することにしました。
1個220円です。交換に必要な数は9個ありましたので9個発注しました。
黄色の矢印が新たに交換したローレットねじです。手前はお役目御免のねじです。
これにより重量のあるパーツやカメラなど、楽に十分な力でねじを締めることができて、安全性も高まりました。
小さな部品ですが、こんなにも操作性が向上するとは思っていなかったので、これは大きな収穫でした。
天文マニア@ロッキー土橋