洋野町大野キャンパス遠征その2


日没後約1時間、空が暗くなり撮影開始です。

しかし、空は淡い薄雲がかかっており、いつものクリアな星空ではありません。

織姫星を擁する「こと座」を撮影してみると、

明るい星の光が滲んで普通なら残念な結果になるのですが、逆に星の明るさが強調されて星座としてわかりやすくなるのは意味があると思いました。

天の川の中の小さな星座「や座」周辺の星雲星団が見つけやすくなりました。

これまた小さな星座「いるか座」です。水面をジャンプする姿が目に浮かびます。

白鳥座のデネブ付近です。天の川の小さな星々と星雲星団が散乱する様はなかなか見ごたえがあります。

明け方近くにはオリオン座が高く上がってきました。相変わらず薄雲の影響はありますが、滲んだ光は星の色をわかりやすくしてくれます。

普通ならば、抜けるような透明度の高い星空を期待して撮影に来るのですが、この夜のような「残念な星空」であっても、見方を変えれば意味のあるス阿新が撮れるということに気が付いたのは大きな収穫であったと思います。

次の撮影機会には「抜けるような星空」になってほしいものです。

ロッキー土橋


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