今世間を騒がせている、紫金山・アトラス彗星を撮影してきました。10日ほど前に太陽に最接近し、現在東側に離れつつあり、北半球の夕空に見え始めました。
10/13日曜日は公休日でお天気も快晴でしたので、いつもの岩手県洋野町大野キャンパス天文台駐車場に午後4時到着し、望遠鏡とカメラをセットして彗星を迎え撃つことに。
午後5時日没直後、すべての機材がスタンバイ。空が暗くなるのを待つだけ。
待つこと30分、まだ明るい空に彗星の頭部を発見!しかしまだ尾は見ることが出来ません。さらに空が十分に暗くなった18時ころ撮影チャンスがやってきました!
135mm望遠レンズで捉えた画像です。⇧立派な尾が伸びています!肉眼でもその姿が見えました。
更に300mm望遠レンズで撮影すると・・・。
彗星の頭部に星の様に光る彗星核の存在がわかります。尾として見える物質は、すべてこの彗星核から放出されています。
このあと彗星は西の地平線に沈んでゆきました。
さて次の公休日は晴天になるかどうか・・・どうか晴れますように!
ロッキー土橋