世界初!


ホンダが世界初の「10段ATを開発」と記事が載っていました。

01

個人的には、『10段も必要あるの?』と思ってしまいますが、欧米では10数年前から多段AT搭載車が多数販売されており、現在市販されている車の中で9段ATのメルセデスベンツCクラスのクリーンディーゼルモデルが最も段数が多いATとなっています。

多段ATのメリットは、燃費改善とエンジン騒音の低減です。一段増えることで燃費は3~4%向上すると言われています。また、変速ショックも少なくなるメリットもあります。

主に大排気量の車に搭載となりますが、小排気量の車だと、重量やスペースの問題で、搭載できないみたいです。

ところで世界初といえば、現在は殆どの車種に装備されている4輪ABSエアバッグの世界初をご存知ですか?

150314_abs2

150314_abs3

世界初の4輪ABSはメルセデス・ベンツ(W116)Sクラスになります。(後輪だけのABSはフォードや日産プレジデントにも設定がありました。)

国産車では、1982年登場のホンダ・プレリュードになります。当時、デートカーとして爆発的に売れていましたね~乗りたかったCMもカッコ良かったですね ちなみに、私は当時日産関係の会社に勤めていたので、マッチのマーチ(懐かしい~)が自家用車でした

さて、エアバッグの世界初は、70年代のキャデラックやビュイックに一部装備されていたのもありますが、一般的には、やはり1980年、ベンツがS クラスにオプションとして装備したのが最初と言われています。

国産車では、1987年にホンダのレジェンド(運転席のみOP)で、運転席側を全車に標準装備にしたのは1992年発売のホンダ・ドマーニになります。

img_0_mHO_S059_F001_M001_1_L

ベンツとホンダって、昔から安全への取り組み意識が高かったんですね

ちなみに今やHIDヘッドランプが殆どの車種に設定されていますが、こちらは世界初がBMW7シリーズになります。

E32

国産車初は三菱ふそうのトラックスーパーグレートで、乗用車は日産・テラノになります。

NI_S063_F001_M001_1_L07A09056_01_880x660

様々な安全装備や便利な物が装備されている今の車ですが、これからも燃料電池車や世界初の自動運転の車が登場してくると思います。

が、正直、車に乗せられている感じで、自分で運転しているという感覚が無くなってきていると思います。おもしろい車が段々少なくなってきているような気がします。ますます車離れが進むのかな・・・

車が進化することは良いと思いますが、人間が退化しないように、もっと車生活を楽しみましょう

オートガードでお待ちしております。

営業課 守


世界初!」への3件のフィードバック

    1. それはもしかしてCVTではないでしょうか?
      無段変速のCVTは、ほとんどのオートマチックに採用されています。
      無段階システムは、変速ショックもなく乗り心地に適しております。
      もちろん燃費も良く、好評です。
      しかし、このシステムにはこれ以上の燃費は限界と言われております。
      なぜならこれに使用している金属ベルトのドライブ特性からくるようです。
      その為ベルトを使わないギアの変速が再び注目されました。
      それが10段変速という技術に変わっていったのであります。
      このことでさらに燃費向上が可能となるという事です。

      返信

へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。