突然ですが、新聞の記事を読んで感想を寄せられたものに対して、毎年新聞をヨム日(4月6日)に合わせて、「HAPPY NEWS大賞」など入賞作品を発表しているそうです。
今日は、テレビのニュース番組でも紹介されていた大賞作品を紹介したいと思います。
「整頓されているから」
母子家庭の高校3年生の男の子が、家計を助けるためにガソリンスタンドでアルバイトをしていました。
そこのガソリンスタンドは、ある電気工事会社が給油に使っていて、行くたびに
この高校生から「おたくの会社では高卒の採用は無いですか?」と聞かれていたそうです。
他の社員が給油に行っても「高卒の採用は無いですか?」と聞かれたそうです。
後日、聞かれた社員はそのことを社長に報告すると、「理由を聞いてみてくれ」と言われ、高校生に尋ねてみたそうです。
すると高校生は「どの車も綺麗で、積んである工具や道具類も整頓されていて、自分もこんな整理整頓ができている先輩たちのいる会社で頑張りたい」とのことでした。また、母親のために絶対地元で就職したいとのことでした。
ここの会社では新卒を採ったことが無かったそうですが、自分の会杜にこんな理由で入社したいと話した高校生に心を動かされた社長は急きょ求人手続きを行い、即座に採用したそうです。
私はこの記事とテレビ番組を見て、誰がどこを見て評価しているか分からない、自分はどうだろうかと考えさせられました。
どんなに立派なことを言っていても、普段の行動を他の人が見たときにどう思っているか。いつもそう考えて仕事をしているだろうかと改めて思いました。
信頼される会社の質の良し悪しは会社の規模ではなく、改めて社員一人ひとりの行動だなと思いました。
もり