外気導入と内気循環


気温も段々と高くなり、汗ばむ日が続いていますね

新型コロナの緊急事態宣言も解除になりましたので、徐々にではありますが自粛していました道の駅巡りを再開しようかと思っております

ところで暑くなってくると車のエアコンを使う機会が多くなってきますが、ガスが抜けているとか異音がするなど使い初めに多いトラブルがありますので、本格的に使う前に一度点検された方がよいと思います。

さて、日頃車検の引き取りや修理でお客様の車に乗った時にいつも見るところがあります。

それは・・・・外気導入と内気循環の切り替えです

最近は廉価版の車や一部商用車を除いては殆どオートエアコンが標準装備されていて、AUTOスイッチを押すと自動的に風量や外気内気の切り替えができるようになっています。

オートエアコンでもMANUALで使っている方やマニュアルエアコンの方は自分で風量や外気内気を設定するのですが、内気循環にしている方がかなりいます。車の取扱説明書には通常は外気導入でご利用くださいと必ず明記されています。なぜかというと内気循環にすると、車内の二酸化炭素濃度が濃くなるからだそうです

JAFの実験で内気循環と外気導入でそれぞれ市街地を1時間走ったら外気導入の二酸化炭素濃度が1,000ppm前後だったのに対し、内気循環では最大で6,770ppmになったそうです。(実験車はミニバンで4人乗車)

二酸化炭素濃度が3,000ppmを超えると、疲労感、注意力の低下、眠気や頭痛などの症状が出てくる可能性もあるそうなので、内気循環のまま1時間以上運転するのはやめた方がよいそうです。

できれば走行中は外気導入に設定して、内気循環にしていた場合でも1時間に1度は窓を開けて換気をした方が良いそうです。

正しい使い方をして快適なドライブを楽しみましょう

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