車の運転について


「せまい日本  そんなに急いでどこへ行く」

昭和48(1973)年の全国交通安全運動の標語募集で、総理大臣賞を受賞した作品です。

当時全国の交通安全スローガンとして、ポスターが街中に貼られ、ステッカーを貼ったダンプカーや自家用車が走っていましたね・・・

50代以上の人は記憶にあると思います。小佐野賢治みたいに「記憶にございません」なんて言わせませんよ

さて、通勤途中や仕事中に車を運転していると、かなりのスピードで車線変更を繰り返しながら走っている車を見かけます。

そんなに急いでどこへ行くのでしょうか?せまい日本なのに。

到着時間なんて、一般道を走行していれば10km20km速度を上げたってそんなに変わりませんよ。

私の偏見ですが、スピードを出している車って、割と新しめの軽自動車(ハスラーとかN-BOXカスタムとかスペーシアカスタム)やルーミー&タンクで女性が多かったりして・・・

確かに今の車は、安全装置や運転をアシストする装置が付いているし、ほとんどオートマだし、エンジンも良く吹けあがるし快適に運転できますよね。

でも決して運転が上手くなったわけではありません!過信してはダメですよ

私が思うに、上手い運転というのは周囲や同乗者のことに気付けるか、思いやれるかだと思います。

対向車がなかなか右折できなかったら止まってあげるとか、脇から来た車に道を譲ってあげるとか、二車線を走行中隣の車の死角に入らないとか・・・

いろいろあると思いますよ。自分がしてもらって嬉しいことや、してほしくないことを考えながら運転すると良いと思います。

余談ですが、元F1ドライバーの中嶋悟さんが奥さんと山道を走っていて、奥さんが車酔いしそうになり、それを中嶋さんに伝えると速度を変えずに奥さんが酔わない運転をしたそうです。気遣い運転ですね~さすがプロドライバー

交通事故やあおり運転がなかなか減りませんが、加害者(もちろん被害者もですが)にならないように運転しましょう。

 

 

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