K.T.W.
岩手県花巻市にある高級トイガンメーカーで
前身は有限会社T&Gという下請け会社だったが、1987年に本格的にトイガンに参入し、‘90年に業務をエアソフトガン一本に絞り現在の所に移転し、翌年現在の(有)KTWとなる。
古い銃を中心に製造してしているメーカー。
キャッチコピーは「未開の銃に、挑戦。」
一時期花巻市のふるさと納税の返礼品にトイガンを提供してニュースになったこともある。岩手県花巻市のふるさと納税の返礼品がウィンチェスターM1873のエアガン│サバテク|sabatech
このメーカーの特徴は、古い銃に力を入れていて、ボルトアクション、レバーアクション、フロントリック式など他のメーカーでは見ないような古い銃をラインナップしている。
また、他のメーカーとは違い大量生産ではなく職人が一つ一つ丁寧に作っているため性能が非常に高く、質感と外観も非常に美しい仕上がりとなっている。
そのため値段も高い(一番高いもので、九九式軽機関銃が¥358,000)
ちなみに、KTWという社名の由来は防弾チョッキをも貫通する凶悪なピストル弾のK.T.Wから採っているが、理解できない人もいる事から「Ka-チャン To-チャン Worksの略」と一般向けには言っている。
良い点は、質感外観ともに非常に美しく、職人魂を感じる。また、高性能で他のメーカーが出さないようなマニアックな古い銃を出してくる。
悪い点は、やはり値段が高い!例えば三八式歩兵銃を比べると、他のメーカーが約¥50,000に対してKTWは¥125,000と2倍以上する。少数生産で市場に出る数が少なくまた、職人の高齢化と後継者不足で会社の存続が危うい。
まとめ 自動車メーカーで例えるなら、パガーニかケーニグセグ。職人の手書きの設計図から始まり、一つ一つの銃が職人の手によって作られており、それはまさにトイガンの域を超えた”美術品”というにふさわしいものを作っているそんな企業です。
ミズノフスキー