意外と身近な軍歌


この間社内の忘年会に参加しました。

そのカラオケでフランスの軍歌を歌いました。

曲は「玉葱の歌」という名前で、1800年ごろに生まれたとされる軍歌です。

日本人ならこの曲は一度は聞いたことがあるメロディーだと思います。

「クラリネットこわしちゃった」の原曲となったのがまさにこの軍歌だと言われています。

特にサビの「Au pas camarades, au pas camarades,Au pas, au pas, au pas」は

よく、壊れたクラリネットの音色だと解釈されがちですが

実は「進もう戦友よ 進もう戦友よ 進もう 進もう 進もう」という意味で

英語版のクラリネットこわしちゃったでは、クラリネットが壊れたのではなく

「クラリネットのドの音の出し方がわからない」という歌詞になっており

そのあとに続く”au pas camarades”は「一歩づつ、進んでいこう」つまり

「少しづつ練習して音を出せるようにしていこう」と解釈されています。

なので日本版の歌詞には本来合わない部分なのですが

では、何故これがクラリネットこわしちゃったにそのまま使われたかというと

日本語版に訳した石井好子曰く「原語の語感を重視した」そうです。

これ以外にも実は原曲が軍歌だった童謡や曲は数多くあるので皆さんも

ぜひ調べてみてください。面白い発見があるかもしれません。

 

あと、もうすぐクリスマスですね。

クリスマスと言えばサンタ、サンタと言えば赤、赤と言えばソ連ということで

クリスマスにちなんだ面白動画を紹介します。

これは、サンタが子供たちにクリスマスプレゼントを配るためにソリに乗って

ロシア領空を飛行していたらロシア軍に捕まってしまった。

拘束されたサンタはスパイ容疑で取り調べを受けるのですが…

サンタがこの状況をどのように切り抜けるのかオチに注目です。

 

 

 

ミズノフスキー


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