「消費税が4月から高くなるズーよ。今の内から買うのは買ったら方がいいって
テレビで言ってらったよ~。だすけ~買うに来たども何買ったらいいが判らなくてら~」
と、おばあさん。
そしたら、それを聞いているお婆さんが、
「何んぼ高くなるってよ?」の質問に
「テレビの話だば三割も上がるづぁ~」と。
質問したお婆さん、
「そったらにが~ んだば、年金おろしてきてズッパリど買~ねばなんねな~」と。
隣の紳士風のおじさんが言う、「三割でなく八%になるのだよ。」と。
先のお婆さん耳に手をあてて、「何、今度ぁ八割だってが~?」
どうも高齢者の方々は%間隔より割算に愛着があるようであり、
それにしても値上がりで不安と得だけをあおる情報の仕方と、
それに影響され行動する消費者に販売チャンスを逃すまいと、
これに仕掛けをし感情をあおる企業の姿は、非文化的にも映ります。
我先にと争って取り付けたETCのブームは今となれば一体あれは何だったのか
と思います。このような事は車の歴史でも数多くある事に気付かされます。
これからは消費と税は一体性のものと考えなくてはならない時代だと思います。
来年秋には更に2パーセントのUPが約束されておりますが、大切な事は
企業姿勢にあり、税に便乗した金儲けか、企業努力により消費者が税の負担を
感じない商品づくりをするかだと思います。
今駆け込み、買い溜めをした人達がその後「あれは何だったんだろう」と思う
事が度々起きる様に思います。
「消費者保護は商道徳にあり。
当社社訓 「浮利を追わず」
専務