前任者から引き継いだ大切なお客様から
トラックの代替えでお声が掛かりわき見もふらず急行
早速お話をと、席に着いたが、 「カタログか何か持って来たの?」とお客様
イヤ、本日はお話を伺いにと、切り出したのまずかった
それじゃーとお客様から「今当社で使用してるトラックの荷台寸法は10尺なんだけど
これより一回り大きなサイズは何尺があるのかな?」
えっ、ドキッ えっ? お客様それはメートルの間違いではないのですかと訊ねると
「いやいや、荷台に積む箱物は殆ど尺のサイズで当然荷台も尺でしょうが」、とお客様
ちょ、ちょっと待って頂けますかと、外に出て社の担当者に電話したら
「アホ、荷台は尺に決まってんだろうが10尺の次は13尺で4350cmだよ」
と教えてくれた
背中に汗を感じながら再び席について詫びながら電話の内容を説明しました。
ところでお客様、質問して宜しいでしょうか?尺貫法が禁止されているのにどうして
車の荷台だけが尺サイズなんですか?
「あんた知らないの、住宅のドア 窓 建材 家具 ダンボール箱等一部メートルが
あるが殆どが尺ですよ。覚えておく事ですね。」
ははっ。有難うございます勉強になりました。背中の汗がお尻の割れ目に到達
したのが判る。
社に戻り話しを聞いたら物流輸送は尺に基づいたサイズが多いとの事
そして何と驚く事にその尺はヨーロッパのインチと同じく宇宙の原則から
発見されたものでもっとも自然的な単位であるとの事です
トラックは荷物を積むぐらいにしか思ってなかったのに
奥の深い事に仕事をなめてた自分を恥ずかしく思いました
でも、今年の会社テーマは「学ぶ」だから自分が早々と実行した
のではと思いました。
のうたりん社員
知りませんでした!まだまだ尺貫法は生きているんですね。
日々勉強ですね。私も勉強になりました。