記念講演


先月、全日本ロータス同友会で小出義雄氏の記念講演を聞いてきました。小出氏自身は23年間、高校教師を務め、自分自身の夢を叶える為に退職をして女子マラソンの金メダル獲得を目指したそうです。一度しかない人生、結果を出すにはどうすればいいか?考えて行動し選手を育て行ったそうです。1992年のバルセロナ五輪、1996年のアトランタ五輪で銀・銅メダルを獲得した有森裕子さんを指導した時は苦労したそうです。マラソン選手としては能力がなく、無理だと小出氏は思っていたそうです。ところが本人の夢はとても大きく、オリンピックにでたい。メダルをとりたい。その思いをぶつけられた事で本人用のプログラムを考え、成長と共に変化した教育をしたそうです。2000年のシドニー五輪では高橋尚子さんを金メダルに導いた時は、温かい言葉を掛けたり、誉めたりして指導したそうです。もともと高橋さんは、1000m、5000mの選手でマラソン選手でないのを、小出氏は能力を見抜いてお金でマラソン選手への転向を説得したそうです。とにかくお酒好きな小出氏は、大会中に酒を飲んでゴール地点には最終いないと、豪快なのか、心配性なのか、話を聞いていても良くわかりませんでした話の中で大事な事を、何回も連呼していた言葉は、夢を追い掛ける、人間には工夫がある、苦しい努力をつんだ人だけ残る。私も話を聞いて心に残りました。

ume


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。