低公害、省燃費で競争の激しい車業界ですが、
日本はハイブリッド車が先行していますが、
ヨーロッパはディーゼル車を選択しているためその技術は高く、
現に日本車も自社で開発するよりコスト的に楽なため、
自社ブランドにヨーロッパのエンジンを搭載しているトラック系が多くみられます。
今回アメリカの検査をパスした、フォルクスワーゲンのディーゼル車は
不正だったことが問題となっております。
俗にいう検査の時だけガスを抑えて合格させ、
その後はクリアにしエンジン性能を最大限に活かすということだと思います。
アメリカの排気ガス規制は世界一厳しいと言われており、
これをクリアするための不正は他のメーカーでもしている可能性が疑われております。
これには隠れた理由があるようです。
ディーゼルエンジンが燃料とする軽油がアメリカでは純度の低いものが使われているため
そのエンジン性能が発揮されにくいというものです。
なるほど、ここでも燃料かと思いますが、実は中国でも粗悪ガソリンが車の性能を活かしきれず
小排気量の車は特に調子が悪いという印象があります。
以前、エンジンの調子が悪くどこにも異常が見当たらないことから
ガソリンを入れ替えたら直ったという経験が数回ありましたが、
日本でも八戸道開通直後までそんなことがありました。
ガソリンにはハイオクがありますが、残念ながら軽油には一種類のみですね。
これからディーゼルが普及する中で、燃料も変化していくのではと思います。
TT