集金カウンター 車検


安全を売り物の車検制度にもう一つの顔があると思います。
それは車検時にかかる諸費用と言われている自賠責保険と重量税と
既に支払っている自動車税の領収書も必要で、
ときには駐車違反の反則未納金の支払いも
この時に取り立てられる仕組みとなっているようです。

お客様は車屋に支払ったと思う感覚は、
実は車検整備代より高い諸経費は国に支払っている訳です。
車屋は国に代わってこの集金作業をしている集金カウンターであると思います。
しかし、考えてみるとやってくれと国に頼まれたわけでもないのですが、
現実はお客様の都合もあり、何回かそのために足を運んだりする作業が
車検の仕事の裏側にあり、その諸費用条件が整わなければ
いくら車検整備が出来ても、行政言葉で「車検拒否」となるようです。

私達はその言葉に怯えながら顧客サービスに専念して
一生懸命その条件をクリアすることで生かされていると思います。
角度を変えてみると、いつの間にか税金の取り立て屋になっているかも知れませんね。

TT


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