命をのせたスタッドレスタイヤ


ハガキ4枚ほどの接地面に命をのせていると解説している人がいました。
乗用車であれば、タイヤの直径に違いがあっても
平均的に1本のタイヤの路面との接地面はハガキの大きさ分しかないですよね。
しかも、雪 氷 水を瞬時にその面積で
クリアーしていかなければならないタイヤはすごいと思います。
でも、いくらすごいタイヤでも性能の衰えがありますよね。
5年くらい使った物とか、廉価物、
この頃流行っているアジア系のとびきり安いタイヤ等があります。

知ってましたか?
実は冬用スノータイヤは日本が最初のルーツ国であることを。
欧州、米国などでも当時スノータイヤの開発が行われましたが、
技術的に商品化となるには至らないとき、
日本の大津タイヤ(大津タイヤ→ファルケンタイヤ→ダンロップタイヤ)が
世界に先駆けてスノータイヤを製造販売したということです。
当時、スノータイヤがオーツと呼ばれたとも言われるくらい、
その性能が認知され雪国に普及していったということです。

なぜ?
日本で性能の良いスノータイヤが生まれたかです。
それは気象条件の違う日本列島にあると言われております。
その地域ごとに違う雪質に対応する研究から、その技術が生まれたのですが、
ゴムのない国がゴムの加工技術についてはタイヤ以外でも世界一かもしれませんね。
その後、各メーカーが競ってタイヤの歴史を塗り替えていくのですが、
そこにはオーツという名前が存在しませんが、
しかしその技術の御蔭でハガキ一枚の安全がある事でしょう。
でも、ハガキの価格は一律ですが、タイヤの価格は様々…。
命の価値は……?

TT


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