あの日はあの時のまま


6/3,4に全日本トラック市の会議のため仙台に行って参りました。
2日目には東北震災復興状況視察で福島県南相馬市~相馬市を訪れ、
バスで福島第一原発から3km地点の所まで行きました。
その時の写真がこちらです↓
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写真を見る限り人影はなく、実際住人は1人も居ませんでした。
建物は斜めに傾き、人が住める状態ではありません。
居るのは作業員のみで、白い防護服を着て作業の誘導をしていたり、
その地域の土を削り、それをダンプで運び黒い袋に入れ(写真3枚目参照)
積み上げている人のみでした。その黒い袋はあちこちで山積みになり、
何十万個もあるそうで、その廃棄場所の宛てもなく
そのまま積み上げられていくばかりだそうです。

ニュースなどである程度状況は聞いてはいましたが、想像していたよりも
はるかに悲惨な光景でショックを受けました。
各家への入り口には鉄の柵があり、洗濯物は干しっぱなし・・・。
その場所だけ何もかも地震のあった5年前のまま時が止まっているようで、
別の世界に来たように感じました。
これから先どのような復興作業が進んでいくのか計り知れませんが、
今よりもより良い状態に回復しているよう祈るばかりです。

苫米地


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