事故にならないために。


福岡市博多区で、タクシーが暴走し病院に突っ込み10人が死傷した事故は、本当に悲しい事故として皆さんの記憶に残っていると思います。

最近になり警察の調べで、事故の原因は運転席のフロアマットが二重に敷かれていたことが原因で、上部のマットがずれてアクセルペダルを押さえ込む形となった結果、タクシーが暴走した可能性もあるとして捜査を進めているみたいです。

国土交通省では、フロアマット使用の注意点として、『フロアマットを固定せずに重ね敷きするなど、不適切にフロアマットを使用すると、アクセルペダルがフロアマットに引っかかり車の急加速に繋がる不具合が発生することがあります。』と注意喚起情報を掲載しています。

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先日お客様からブレーキペダルがおかしいと連絡があり、車を確認してみると、運転席に透明なトレー型のゴムマットがカーペットマットの上に敷いてありました。

 少しズレて敷いてあって、ブレーキペダルに干渉して、それ以上踏み込み出来ない状態になっていました。

  ズレを直すと、正常にペダルが作動したので、このマットが原因だったという事を知らせてあげ、正しく敷くように伝えました。

 これから雪が降ってくると、トレー型のマットを敷く方が多くなると思いますが、工場に入庫した車や、訪問先で誤った敷き方をしているお客様がいらっしゃったら、事故を未然に防ぐ意味で、タイヤの減り具合+マットの敷き方等お客様のために目を光らせないといけないなあと思いました。

 営業課  モリ

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