5月病


5月病・・・みなさんは経験がありますか?

余談ですが、私が新人の頃は、すぐに自動車総連という組合に入れられ、5月の決起集会等に駆り出され、5月病になる暇もありませんでした

5月病とは、新入社員や大学の新入生などに多く見られ、新しい環境に適応出来ない事に起因する精神的な症状の総称だそうです。

新年度の4月は就職、一人暮らしなど新しい環境への期待や、やる気があるものの、その環境に馴染めないでいると5月のゴールデンウィーク明け頃から鬱に似た症状が出始めるため5月病という名称がついたようです。

一般的に新人の側に問題があるのではないかと以前から言われていますが、立派な戦力に育てれない我々先輩にも問題があるのではないかとも言われています。

そこで、ネットに面白い記事が載っていたので紹介します。(青字は記事の内容です。

1.何かあっても冷静になる

新入社員の仕事ぶりを見てイライラすることも多いと思いますが、じっくりと指導することを心がけましょう。怒鳴りつけたりするなどもっての外です。

怒鳴るということは、頭が混乱して合理的な判断ができなくなるのだそうです。先輩や上司に怒鳴られれば部下の方も感情的になりますから、たとえ言われたことが正しくても、その内容が頭に残りにくくなるようです。

私もよく怒鳴られましたが、怒鳴っている上司、先輩の顔は覚えていますが、話の内容はさっぱり頭に残っていません。逆に、冷静に指導してくれた先輩や上司の言葉は忘れていません。

今でも部下を怒鳴ったりするのが「情熱的」「真剣に仕事をしている証拠」だと勘違いしている人を見かけます。本人としては「俺たちもこういう風に鍛えられた」「部下を叱咤激励して何が悪い」と思っているのかもしれませんが、メンタルヘルスケアの重要性が叫ばれる昨今、このような態度を続けてもあまりいいことはないような気がします。

昔私の上司にも「怒鳴られて育ってきたんだ」と言って感情だけで新人を怒っている人がいました。当然新人が入っては辞め、入っては辞め、最終的に人を育てられないと言うことで、その人は降格になり辞めていきました。

組織を円滑に運営するためにはコミュニケーションが不可欠ですが、感情が表に出ることは間違いなくコミュニケーションの阻害要因です。コミュニケーションが取れなければ、経験のない新入社員に十分な指導はできません。特に中小企業の場合は社員同士の関係が密になりがちな一方、相談できる同期は少ないことから、一度、関係構築に失敗すると過度に新入社員を追い詰めることになります。仕事のできない新人クンを見てカーッと怒りがこみ上げたら、何か言う前に一度深呼吸してみましょう。それが新人クンのみならず、自分も助けることになります。

2.「なぜ」と問わない

コミュニケーションで言えば、新入社員のような現代の若者と会話するのが苦手だ、という人は多いと思います。しかし、円滑な関係構築のためには、上司の側から話しかける必要があります。個人の性格にもよりますが、普通は新入社員のほうから上司や先輩には話しかけづらいものです。

この際に気をつけるのは「なぜ」という質問はできるだけしないことです。「なぜこうしたんだ?」「なぜこうしなかったんだ?」という問いは相手の取り方次第で心理的に圧迫する言葉になってしまい、その後の意思疎通に悪影響を与える恐れがあります。

確かに、ある程度経験を積んだ社員が大した考えも持たずに仕事をしていることは問題でしょう。それを改める意味では「なぜなぜ分析」も有効かもしれませんが、これを経験の乏しい新入社員に当てはめることは危険です。多くの場合、気の利いた返答などできるわけもありませんから、ムダに自信を失わせるだけです。

3.「何を」「どのように」を質問の中心に

そのかわり、私がおすすめするのは、「どこに」「誰に」「何を」「どのように」という質問を意識的に多用することです。例えば営業担当の部下であれば、「今日はどこの得意先に行ったの?」「そこで誰と話したの?」「担当の××さんは何か言ってた?」「××さんってどういう印象?」という感じです。これらは答えやすく、かつ単なる「はい/いいえ」で終わる質問ではありませんから、会話を続けやすいという利点があります。もし、「××さんって、少し怖い感じですね」という答えが返ってきたら、「そうだね。でもあの人は一見取っつきにくいけど、ウチのことをいつも気にかけてくれてる大事な人だよ」という風に、自然な会話の中で重要な業務情報を伝えることもできます。このほうが頭ごなしに言われるよりも記憶に定着しやすいことは前項で述べた通りです。

新人との会話が苦手だ、という人は、いきなり会話をしようとするのではなく、まずは「簡潔な質問」をしてみよう、と考えてみたらどうでしょうか。

以上、新入社員を育てるための3つの簡単な心がけをお伝えしてきました。

過度な気遣いや甘えは社会人としてどうかと思いますが、昔からこうやってきたとか、自分がやられてきたから怒鳴ってやるとか、大した仕事もしていない熱血勘違いヘボ先輩にはならないように自分自身もっと勉強して優秀な後輩を育てていきたいなぁと思いました。

5月病に負けるなよ!

営業 もり

 


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