奉仕精神を減らすと、なぜかお客様から喜ばれる法則という記事を読みました。
昔から、接客業やサービス業は奉仕業だ、奉仕の精神でお客様にできることをしよう!なんて事を言います。
奉仕の気持ちを持ってお客様に接することは大切だとおもいますが、実際に接客業に携わっている多くの人は、接客やおもてなしに悩んでいたりします。
なぜでしょうか?
「それは奉仕精神を根本的に間違って使っているから」だそうです。
奉仕ってなんでしょうか?
奉仕と言う言葉を調べてみると、『報酬を求めず、見返りを要求せず、無私の労働を行うこと。困難な場面におかれている隣人に手を差し伸べ、できる限りの援助を与える』と書かれています。
奉仕するってとっても素晴らしいことだと思いますが、なんで接客やおもてなしで悩むのでしょうか?
その原因は、奉仕の置き所だそうです。
奉仕の置き所って何でしょうか?
私たちが毎日お客様に接するという事は仕事です。
ボランティアではなく、お客様からお金を頂く代わりに、商品と接客を提供しています。それなのに、報酬を求めず、見返りを要求せず、無私の労働を行う「奉仕」の気持ちで接客しようとするから接客に余裕がなくなっていくと思います。
接客業、サービス業の人は、「お金」や「儲け」というものに対して「いじきたない」という先入観がものすごく強く、妙に「見返りを求めないで・・・」と言う言葉でごまかそうとしています。
なので、大切なのは、そもそも見返り、報酬をいただく前提の仕事なのだから、もっと責任とプロ意識を奉仕精神よりも持つべきだと思います。
これからは意識を変えてみて、まず奉仕が先ではなく、報酬という見返りをいただく責任とプロ意識に更に奉仕精神プラスするという考えで仕事をしてみてはどうでしょうか?
逆にお客様に喜ばれ、オートガードのファンが増えるかもしれません。
営業課 もり