ぶつからない車の今・・


当初スバルから発売されたぶつからない車、衝突防止装置付き「インサイト」はペダルの踏み違いとか居眠り、前方不注意等高齢者を中心に神の助けとばかりに飛ぶように売れました。その後ニッサンを始め各社がそれを追うように販売しましたが・・・

さて、ぶつからない車のはずが実は、当社にもぶつかって入庫する車が珍しくなく、しかも、ぶつかった車の修理費がその装置搭載のために高いのです。特にフロントガラス交換となればその装置が取り付けられている心臓部であるカメラの脱着が面倒なのです。さらに修理後の作動点検費ときます、まあーぶつからなければいいのですが、ぶつかると割の合わない計算になるため本当にお客様のためになるのかな?と思い、それを検証して見てみました。ところが、なんてことないカメラが前方の障害物を確認できなければ作動しない、これは当たり前。

フロントガラス(カメラ)に 霜 氷結 霧 豪雨 雪 トンネルの入り口での影響が明らかにわかります。これは同時に内蔵されている道路のはみ出しセンサーでも確認できます。もちろんセンターラインがカメラに映らなければこの装置も作動しません。このようにどちらかというと冬場はメリットは薄いのではと思います。これは私の一年間の体験での検証ですが、ハッキリ言ってなんてことないというのが実感でしたが、ここのところあまりのトラブルに国では誤解のある各社の表現を総一するため「運転支援装置」としたようです。

でも、名前が変わっただけですよ。やっぱり安全運転は若い時は集中力で高齢になったら経験を積むことが大切なような気がします。

笑うセールスマン


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