タイヤ事情


タイヤの履き替えシーズンとなり、タイヤを売らなければならないセールスマン達の、

小言が聞こえてきます。

それは、『なんぼでも価格の安いタイヤを見つけて来い。』と信頼して頂いている

お客様に言われ、利口では無いセールスマンは、その通り安いタイヤを

探すために悩むのです。

と言うのも、この所、タイヤメーカーは性能志向に趣を置いているため、

安いタイヤを作らない方向にあり、需要にマッチしない現象が起きています。

だからと言って、不安な輸入タイヤを売りたくない正直なセールスマン・・・

車が高性能化し、安全と乗り心地、そして燃費の問題をタイヤがクリアーする部分が

少なくなく、車の性能はもはやタイヤの性能に左右されるということに行き着くのです。

衝突防止の自動ブレーキ装置付車はタイヤの停止力に頼り、

また、電気、ハイブリッド車等が燃費性能を存分に活かすには、

転がり抵抗の少ない低燃費タイヤが必須となります。

そして、2年後には自動運転装置車が発売されるようです。

ますます、タイヤの性能要求が高まるものと思いますが、

その期待に答えなければトラブルとなり、

タイヤの事故で何億ドルも賠償したアメリカでの出来事は、

日本メーカーに教訓となり、それが背景にあるのではないでしょうか。

逆にアジアでは、車は移動する道具で安全はあまり語られないため、

例の安いタイヤが存在し、

車文化の違いは、もはやタイヤにまで影響を及ぼす時代となりました。

これは、日本の生活レベルがアップしたということですね。

セールスマン達はタイヤの勉強は欠かさず、知識も高まっていると思います。

お勧めのタイヤは満足頂けるものと思いますので、是非、素直に首を縦に振って頂きたいと

思います。

tire017タイヤ部長


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