１２月
途端に冷え込みが襲い朝の挨拶がサブイになる
しばらく聞いてなかった「シバレル」も聞こえてくる。
この言葉もそのうちなくなるだろうなと思いながら、
アクセルを踏み込むと底から太いトルクが盛り上がり、
エンジンのパワーがいつもより力強く吹け上がるのがわかる。
気温が低く乾燥した空気は酸素純度が高くエンジンには絶好調な条件だ。
ん？ 前方の橋のところに数台の車が止まっているのが見えたため、
減速してみると３台の車がぶつかっていて、やはり夏タイヤである。
そして橋の上だけが白く凍っているのがわかる。
これは気温の低い朝晩に起こる現象で
温度差が大きい場所で水分が路面で凍結しアイスバーン化する事です。
乾燥した道路を走っていた車がそこだけ凍っていることに気づき
慌ててブレーキを掛けたり、ハンドルを切ったりすることでスピンし、
対向車にぶつかったりするのです。
これは橋のほかにトンネルの出入り口付近でも起きます。
トンネルに入ったとたん、車が何もしないのにスピンした。
あそこは魔のトンネルだとか言われますが、雪が降らなくてもスタッドレスを履いていれば大丈夫なんだけど、この季節はまだ大丈夫かは魔が刺す
猫車