車検


先日友達に紹介されたお客様のところへ車検促進で伺うと、こんな話をされました。

お客『なんで車検ってあるの?高いし。ユーザー車検とか、スタンドとか安いとこいっぱいあるじゃん』

私『そうですね・・・安いところいっぱいありますね。もちろん自分で行って受けることも出来ますよ。でも、うちの車検は決して高いとは思いません。車検前の整備で予防的に消耗品などを交換したりして、安心して乗っていただける整備をしています。ユーザー車検など安いところは、検査にパスする最低限の整備しかやらないんですよ。整備が不十分で、すぐ壊れるかもしれませんよ』

お客『んん・・・・』

半ば捨て台詞のように・・・

私『まだ時間ありますので、考えていただき、納得したら連絡ください』と言って帰って来ました。

帰りの車で『あ~車検取れなかった・・・で、なんで車検ってあるんだろう?』と思い調べてみました。

国内で車検制度が始まったのは1930年。

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最初は、バスやタクシーなど商用車の安全性を確保するための制度でした。

まだ一般の乗用車は対象外で、車検は必要ない時代でした。

1951年に、車の所有率が増加した事に伴って「車検制度」ができ、車検が一般的にも義務化されました。

1973年には軽自動車の車検が義務化、全ての車に車検が必要な時代になりました。

そして、1995年に行われた車検制度の改正。

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点検項目の大幅な削減と事前点検、整備を行わなくても車検が可能というルールが出来、ユーザー車検や代行車検など自分自身で車検を行う事も出来るようになりました・・・規制緩和ですね。

車検とは安心安全に道路を走行する上で、保安基準に適合しているかどうかを確認するものなんですね。

ただ、きちんと整備されていない車が走っていることがどれだけ怖い事か、改めて運転する人も、整備をする人も考えていかなければなぁと思いました。

あ~紹介されたお客様、電話くるかな~

お得意様課  モリ

 


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