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昨年末新聞テレビ等の報道でトヨタは新型となる「TOYOTA JAPANタクシー」通称JPNタクシーを2017年秋の発売を目指しているとの発表がありました。
2013年11月22日から開催された東京モーターショーでJPNタクシーコンセプトを実用化したモデルです。
全長:4,350mm 全幅:1,695mm 全高:1,700mm ホイールベース:2,750mm
乗車定員:5名
サイズや形をみる限り新型シエンタをベースに開発を進めていて、エンジンは新型シエンタやアクアに搭載している1NZ-FXE 1.5L 直4DOHC+モーター最高出力:74ps/4,800rpmシステム最大出力:100psをタクシーの走行パターンに適した環境性能と高い経済性を持つLPG(液化石油ガス)+ハイブリッドシステムを新開発し搭載しています。いわば、新型シエンタのタクシーバージョンですね。
JPNタクシーと新型シエンタを画像で比較してみると確かに似てますね(^^)
JPNタクシーコンセプトは「みんなが乗りたくなる、そして笑顔になる。日本の街の風景を変え、日本ならではの“おもてなしの心”から生まれた次世代タクシーコンセプトです。」環境負荷低減、子育てファミリー・高齢者など、世代・年齢や障がいの有無超高齢化などのに関わらない多くの社会変化に対応した、新たな「日本のタクシー」確立を目指しています。
また、一目でタクシーとわかる独創的で親しみのあるデザインを採用。低床化・大開口スライドドアによる優れた乗降性と、車椅子乗車を考慮した広い室内空間、さらに街中での取り回しの良さも兼ね備えた、お客様からドライバーまで「みんなにやさしい」タクシー車両を目指しています。
5ナンバーサイズに収めたサイズとワゴンモデルならではの居住スペースにより日本のタクシーを変え、さらにタクシーとしての使用環境を考慮し、長距離の使用に耐える高い耐久性能を目指し、現在開発に取り組んでいるとの事です。
国内のタクシーは今後の高齢化を見据え、個人タクシーを除きミニバンに変わっていきます。2020年開催の東京オリンピック、パラリンピックを控え、今後増えるであろう、日本人よりも体格が大きい外国人客や介護が必要な人、そして高齢者に対応するため、車内空間が広く、乗り降りや使い勝手の良いミニバン系車種へとタクシーを変更していく方針との事です。JPNタクシーの様なタクシーが日本各地の街並みを走る様になると、ずいぶん景色がかわるでしょうね。2017年以降この様な変化をきっかけにして様々な人々がお互いに優しくできる社会が普及していく様に願います。
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