年別アーカイブ: 2022年

年末挨拶


平素より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。本年も残すところ後わずかとなりました。来年もサービスマン一同日々進化する新し技術に対応し、皆様に信頼いただけるサービスを提供する所存でございますので、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

サービス課一同

 

 


トヨタが採用した純正強化クラッチ


みなさんこんにちわ~。今年ももう終わってしまいますね~。早かったような、短かったような、去年に、今年は趣味を増やしますって言っていましたが、全く変わらず一年が過ぎてしまいそうです。今年こそは趣味を増やし、運動できていない分少し体を動かそうと思います。今年も本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

さて今回は、トヨタGRが採用している純正オプションクラッチについて載せます。

純正強化クラッチというと、ニスモやSTIといった、自分の傘下で製作していることが多いと思います。要はメーカーが直接関与しているということです。しかし、話によればGRは他会社製品のOEMといった形で販売しているそうです。製作先が、ORC (Ogura Racing Clutch)の名称でレース車両やチューニング車両用強化クラッチの開発・製造・販売を行っており、この技術と経験がトヨタ自動車株式会社に認められ、今回のOEM採用に繋がりました、との事です。

なかなか珍しいケースだなと私は思いました。完全他メーカーという純正強化品はあまり存在していないように感じていたので、とてもいい案だと思います。そして車にあった調整を施されているとの事で、バランスのいい強化部品との事です。クラッチを専門とした会社なので、品質的にも問題なさそうですね。

今後このような他社🅂製品を取り扱い、純正認定ができるような商品が出てくれば、企業的にも知名度的にも上がれるので、どんどん増えていってほしいと考えました。

サービス ハタケヤマ


アッパーマウント交換


先日、とある車の点検をしていたんですが、フロントタイヤを縦方向にゆすってみたら

がたつきがあって、更にタイヤを下から上に持ち上げるようにしてみると

タイヤというかサスペンションが動いてしまっているのを確認しました。

これはサスペンションとボディをつないでいるアッパーマウントという

部品がへたっているために起こることです。

個人的にはこの車を運転していても違和感や異音など感じなかったのですが

このまま乗り続けているとさらに劣化をさせ、衝撃を吸収できなくなり

足回り全体に被害が及ぶと考え、アッパーマウントを交換することにしました。

ちなみに、サスペンション全体を交換した方がいいんですが、予算の問題もあって

部分的に交換することにしました。

 

 

 

 

 

アッパーマウントを外してみました。

左のきれいな方が新品です。

この部品は劣化してくると、すり減ったりして高さが変わります。

だから、比較するための写真を撮ったのですが、残念ながら

もともとついていた方と全く変わらないというか、触った感じも

新品に比べたらほんのわずかに柔らかさを感じるくらいでした。

しかし、実際に新品に変えてみて、タイヤをゆすってみると

全く動かなくなってました。不思議です。

最後にサイドスリップの調整をして終了です。

乗り心地がよくなったと思います。

相馬

 


スズキワゴンR ヒーター効かない><


もうすぐ今年も終わりですね!ほんと月日が経つのが年々早く感じます><

ドモドモ!サービスのセキガミです!今日はスズキワゴンRのヒーター効かない

について書きたいと思います。型式はMH23Sオートエアコン仕様。症状は、autoの

文字が点滅してて、温度調整しても変化がないとのことです。まずは温度ダイアルを

回して温度変化があるかの確認です。温度を下げる方に回してみると冷たい風が出てきます。

逆に暖かい方に回してみるとほんのり暖かい風が出てきますが、まだまだです><

ヒーターケースの運転席側に風の出る場所を変えるモードアクチュエーターと

温度を調整すると動くエアミックスアクチュエーターがありまして、ロッドを外し

レバーを暖かい方に動かしてみると、暖かい風が出てくるようになりました。

アクチュエーターを外し、単体点検したところ、冷たい方にはスムーズに動きましたが

暖かい方にはぎこちない感じで動き途中で止まってしまいました。確定です。

しかし、この時期暖房が効かないととても辛いので、代車をお出ししたかったんですが、軽自動車

の代車の空きがなく、仕方ないので、レバーを暖かい方に調整しておきお客様には温度ダイアル

を動かさないように説明し、部品が入荷するまで乗って頂きました。後日部品が届き来店して

もらい、ちょっと待って頂き無事に交換終了。バッチリです!これからますます寒くなる時期

ですので、皆様も体調を崩さないよう新しい年を迎えましょうね!

 

 


エアバック警告灯点灯


みなさんこんにち・こんばんは

サービスの小坂です。今年も残すところ10日となりましたね~。毎年言っているような気がしますが年々時がたつのが早くなっているような感じがしますですのでやり残しがないようにしっかりと仕事をして正月を迎えていきたいと思います

さて今回は日産エクストレイルのエアバック警告灯が点滅したという事で入庫した際の修理を紹介したいと思います。ちなみに型式はNT31になります。通常であればエンジンを始動すると数秒で消灯しますがこの車は消灯せずにずっと点滅した状態になっていました。

早速故障診断機をつないで故障コードを調べてみました。結果は運転席のインフレータの断線という内容でした。その後点検の結果スパイラルケーブルの不良という結論になりました。                                                     

早速部品を手配しまして交換にかかります。バッテリーのマイナス端子を外しましてハンドルに付いているエアバッグ本体を外しましてハンドルも外していきます。

この部品が今回の故障の原因となった部品になります。今回のエクストレイルの場合はウインカーとワイパーのスイッチ部分も一体のため外した部品を一部組み替えまして組付けていきました。

そして組み終わりましてエンジンをかけてみて無事に警告灯が消灯することを確認して納車となりました。個人的な感覚ですが日産車は他社に比べてエアバッグ系の故障が多い気がしますね~

今回のように車に異常がある場合はチェックランプが点灯して異常を知らせてくれますので普段何気なく運転している方も多いかと思いますがたまにはしっかりメーターを確認していただいて日頃との違いにすぐに気が付けるようにしていきましょう

 

サービス kosaka