月別アーカイブ: 2016年9月

音のパズル


さてさて、今回は配達用の2トントラックのお出まし。
商用車販売に力を入れている当社の売り物は完全整備引き渡しで
お客様にけっこう人気があるようです。

その完全整備で納車されたはずのトラックが一カ月後、
“ボデーからきしむ音がする”というものです。

ピンっときたのはキャビンをロックするサポートダンパーゴムのすれる音と、
経験が教えてくれ、そこにグリースを塗り試運転。

あれ~~ 音は止まらない。
その音はキャビンにこもり、どこからしているか全く見当が付かないので、
そこで数人でキャビンを揺さぶってみると
その音が出るのです。

しかし発生する場所がわからない。
5~6人で交代で耳を動かすが、皆ハテナ・・・?である。

そこで1人がキャビン下にもぐり緩衝する部分に潤滑スプレーしていくと
ピタリと音がやんだところがあった。
揺さぶりで疲れたみんながそこをみたのはなんとリーフスプリングである。

音の位置からして全く逆方向からで驚きです。
しかしよく見るとそのスプリングの2番目が微妙に変形しているのです。

原因は何か??
それは後にして、まず交換!
下の写真がそうです。

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc 2016/ 9/29  8:38 2016/ 9/29  8:38

音の判断はいつも大変な作業です。
共振音が全く別な現象から音を発生させ
今回のように誰の耳にもキャビン廻りと思いがちな音が
実は下まわりのスプリングとは嫌がらせもいいところ。
メカをあざ笑って!

しかし全ては経験の蓄積だから面白いものだ
皆で あ~でもない・こ~でもないと言いながら
場所の特定に議論するのも我が社だからできることかもしれない。

当然、新品の部品交換でバッチリ解決です。
苦労かけた同僚に焼肉でもおごろうかな~


タイヤがパンクしてしまって、、、


皆さんこんにちは、九月もそろそろ終わりですね 最近日中と夜との温度差が結構激しいですね体調を崩している方も多いのではないでしょうか??? 自分は秋の花粉にやられ気味で鼻水が止まりません笑

さて今日は先日タイヤがパンクしたということで車を引き取りに行ったときのことを書こうと思います。タイヤがパンクしてしまったので車を取りに来てほしいということで車を取りに行くと

なんと!!ただのパンクではなくフロント側の足回りのコイルスプリングが折れてしまっていたのです

img_1133この折れている部分がタイヤの裏側にぐっさりと刺さってしまっていました。

img_1134折れてしまっている部分を外すことがなかなかできず、そのままではタイヤをつけることもできなかったので現場でグラインダーを使って折れてしまったスプリングを切ってなんとかスペアタイヤをはかせて車を引き取ってくることができましたわかりにくいですが右の写真が折れたスプリングとその切れ端です笑

img_1137お客様には状況を説明して部品を交換させてもらい無事終わることができました!!

しかし、今回のようなことは決して多くはないですがありえない話ではないです!自分は今回のようにスプリングが折れてしまいタイヤに刺さりというのを見るのは二度目でした

なので何か乗っていて違和感を感じるようなことがあればそれはもしかしたら車からの何かしらの信号であるかもしれません!!ですので、何か気になるようなことがあればぜひ一度点検に来てみてはどうでしょうか!!     以上 サービス 野口でした


オートマミッション修理


みなさんこんにちは

今年は残暑らしい残暑もなく、もう秋がきてしまったなあ~と

感じているこの頃です

もう少しで紅葉のシーズンがきますね

みなさん安全運転で季節を楽しみましょう

今日の作業紹介は、以前作業した

キャデラック エスカレードのオートマミッション修理になります。

自分は初めて輸入車のミッション修理をしたのですが、

まわりの人に助けてもらいながら何とか作業終了することができました。

みなさんありがとうございました

症状はリバースにギヤをいれても走らないという症状だったのですが

調べていくとリバースに入れたときに

油圧がかかっていないという事が判明いたしました。

img_4178

そしてミッションのバルブボディーという所を分解してみると

img_4192

分かりますかね?

この小さな丸い玉がオイルの油圧を切り替える役目を果たしている様なのですが

痩せてしまって油圧が逃げてしまっている様でした

img_4195

 

新品に交換して色々な設定や学習をへて

無事修理完了となりました

最初はとても不安でしたが何とか修理することができて

少しは成長することができたかなあ~

と感じた時でした

以上 サービスマン サカモトでした

 


日常点検は大切


みなさんこんにちは

9月も残り10日程となりました

最近は朝晩は寒くなってきていて季節の変わり目で風邪をひいてしまっている方もいるようですので自分はしっかり体調管理をしていきたいと思います

さて、今回は日常点検について紹介したいと思います

日常点検とは使用者自身が車を適正な状態に保つために行う点検で使用者の義務とされています

点検項目は

1 エンジンルームの確認

・ウォッシャー液の確認

・ブレーキオイルの確認

・バッテリー液の確認

・冷却水の量の確認

・エンジンオイルの量や汚れの確認

2 車の周りをまわっての点検

・タイヤのの空気圧、亀裂の確認

・タイヤの溝の深さの確認(スリップサインが出ていないか)

・ランプ類の点灯や点滅、損傷の確認

3 運転席に座っての点検

・エンジンのかかり具合と異音の確認

・ブレーキペダルの踏みしろの確認

・パーキングブレーキの確認(引きしろが多すぎるとロックの効きが甘くなり危険)

・ワイパーの動きや拭き取りの確認

等の内容になっています

maintenance01_01

自分は車を運転している際に毎日といっていいほどブレーキランプやヘッドライトの球切れをしている車を見かけます

特に夜間の走行ではこれらの整備不良が大きな事故へとつながることがありますので日々の日常点検をしっかり行い安全に走れる状態にしておきまししょう

点検してみて少しでも不安な事があった際は是非オートガード八戸へお越しください

サービス kosaka


決算キャンペーン真っ最中なのです(*’▽’)


お題の通り、オートガード八戸は決算キャンペーン中です!みなさまご協力おねがいします(*^^*)さてさて、9月も半ばになり 段々と冬支度の準備をしなければいけなくなりましてね!どもどもサービスのセキガミでっす。今日は、走行中の異音について書きたいと思います。車は19年式のトヨタプロボックス走行距離は20万キロ結構走行している車です。ひと昔にくらべれば、車の性能はよくなってきて、そうそう壊れることはなくなりましたが、やはり20万キロだとあちこちとガタがきてしまうお年頃、早速試運転した所、フロントのハブベアリングから異音、そしてリヤ側からもキチキチッと音がしている感じでした。フロントハブベアリングはすぐに確定しましたがリヤ側の音は中々の難題で原因追及に手こずってしまいました(;’∀’)敷地内の段差を利用し、後輩に運転してもらい、自分が外で聞いてみると、どうやらリヤ右側からしてる感じで早速リフトアップして、見てみると、サイドブレーキを固定してるブラケットが擦れて光っているじゃあないですか!

img_2142

写真中央です。取り外してみました。

img_2143

 

真ん中の所が擦れていました。部品を注文しフロントのハブベアリングとリヤのサイドワイヤーを交換し いざ試運転!してみたら、不快な音が止まりました(*’▽’)これで、お客様も、快適にそして安全にお乗り頂けます(*’▽’)今回は、リヤ側の音を特定しるのに時間がかかりましたが、もう大丈夫!このような似た音は記憶しましたので、次、同じような異音できたら、今回の経験を生かしてスムーズに作業したいですの(*^^)v 何回も書きますが、いつもと違う音がするなーと思いましたら、すぐに、点検にきてくださいね!どもども、サービスセキガミでした!!!