それでは、前回のつづきO₂センサーが悪くなると燃費が悪くなるそれを診断する機械があると言う話ですが、下の写真がその診断機です。
ディーラーさんでは専用の診断機を使っていますが、一般の整備工場ではいろいろな車種の車両が入庫してくるので汎用タイプの診断機を使っています。自社の故障診断機は国産車はもちろん外車、それと今話題のハイブリットカーまで見れる優れものです。ではこの診断機を使って不具合の判断をするのかと言いますと診断機と車両のコンピューターをつなぎ各センサーの作動状態をモニターできるんです、O₂センサーの場合排気ガス中の酸素濃度を濃いか薄いかをつねに細かく検知していますが、センサーは高温にさらされ少しづつ劣化していきこの検知する反応が悪くなってくると燃料噴射量が細かく制御できず結果的に燃費が悪くなると言うことです。あるメーカーさんのデーターによるとO₂センサーの不良のまま走りつづけると燃費が15%くらい悪くなると言われています。ですから、なんか、変と思ったら早めの診断が必要になりますよ。そのまま走っていると燃費のダウン燃料を多く使うので環境にも良くありません。下の写真がその、センサーの作動状態を表している画面です。
一般の人が見ても良く分からないと思いますが、この数字の動きが大切なんです。ようは正常に作動している車両の数字、反応状態を良く知っていないと判断できないと言うわけです。このテスターをもっているからと言って誰でも判断できると思ったら大間違い経験が大切です。まず一度信頼のおける車屋さんに相談して見て下さい。 サービスマンA