この仕事は意外に音の修理作業が多い事に気付きました。音イコール異音という事ですが
以前であればブレーキ音が一番多かったように思いますが、最近では殆ど無くなりました。
ブレーキ部品の材質の変化と思われます。その他エンジン異音と走行異音にボデー異音もあり
その発生源の特定はかなりの時間と神経の消耗戦です。その発見と特定こそが喜びであり
貴重な自分だけのデータバンクになるのです。そこで、この季節に発生する異音例を紹介すると
この様な表情があります。①セルの時異音がする②エンジンのかけはじめ異音 というものです。
これはどちらも最初だけで、その後音が消えるものです。原因はベルト鳴きで、昼夜の温度差で
発生する「ゴムベルトの特性」と私なりに解釈してますが、殆どがベルトを張る事で
解決してますが中には交換もあり、俗にいう「ベルトスリップ」です。実際そのスリップ音は
誰でも分かる音ですが、それが金属音とか接触音とかに聞こえ、ドライバーを驚かせ
メカニックを悩ませるのです。何事も経験が解決の早道だと思います。
マコト