皆様こんにちわ、10月中旬になってから一気に寒くなった気がします、、、、
今年の冬は多く雪が降るのでしょうか。。。毎年考えさせられますが、今年は新商品スタッドレスも出たことですので、早めの冬支度を行っていきましょう。
さて今回は、かなり前ですが、アルミホイールにも鍛造や鋳造といった強度の違う種類があるといったのですが、今回は素材そのものが違うといったホイールがあるのでちょっと紹介したいと思います。
まず、素材そのものですが、元素表で見れば、マグネシウムが12番元素、アルミニウムが13番元素と隣同士だが、比重はマグネシウムが1.7でアルミニウムが2.7とけっこう違います。マグネシウムはアルミニウムに対して約6割程度の重量で、軽量性という意味ではマグネシウムが勝る状況にあります。(ただし、比強度はマグネシウム42GPaに対してアルミニウム70GPaとアルミニウムのほうが強い)
ただし、これらはあくまで純マグネシウム、純アルミニウムの場合で、実際、工業製品として作られる場合には、マグネシウム合金(アルミニウム、亜鉛などとの合金)、アルミニウム合金(銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム、亜鉛、ニッケルなどとの合金)という形で、本来の素材が持つ特性上の弱点を補うかたちで実用化されています。
こうした意味では、マグネシウム合金もアルミニウム合金も実用上の特性には大きな違いがないようにも思えますが、じつは、マグネシウムは決定的な弱点を持っています。水、アルコール、酸と反応しやすく、耐腐食性が低いという事です。もちろん、合金化によってこれらのウイークポイントは抑えられるようになっていますが、基本的に持つ特性を根底から拭い去ることはできません。
という事で、マグネシウムホイールが普及されない理由は、一般道で石一個でも拾ってホイールに当てたものではヒビや割れてしまうという事です。もう一つは水、塩カル等に弱く、乗る日を選ばないといけないという事です。
最近はレース等に多く導入されることもちらほら聞きますね。金額も高価なので興味のある方は試しに一度購入してみるのもアリかもですね。
サービス:ハタケヤマ