本当に寒い年にしか起きない故障事例です。


皆さん、今年は本当に寒い日が続きますよね、去年と一昨年は一件もなかった故障事例ですが今年はすでに2件ありました。それは朝急にエンジンがかからないと言う故障です。昨日までは普通に走って来て普通にいつもの場所に止めたのに、セルは普通に回るのに全くエンジンが始動する感じがありません。引き取って来てコンピュータ診断機で診断してみると、故障コードは入ってなく異常は見られません。ここで経験が活きてきます、セルを少し長く回すとエンジンが回る音が変わります。多分故障原因はこれ!

そう、マフラーの中に溜まった水が凍って排気ガスが通るのを塞ぎエンジンがかからなくなるんです。これは、色々な条件が一致しないと起きない故障でまず、暖機運転の時間が長く水が多く溜まる。道路状況が悪くのろのろ運転が多い。加速する機会が少ない。車を止める場所が寒く風通りがいい。最高気温がマイナスの日が何日か続いたなどです。特にのろのろ運転と加速する機会が少ないのが水が溜まる原因で、たまに前を加速していく車のマフラーから大量の水が排気ガスと一緒に排出しているのを見たことはありませんか、それがこれです。なかなか起きる故障ではありませんが晴れた日に道理状況を見ながら法定速度を守りちょっと加速してみてください、マフラーの中の水が抜けますよ。

                                                                                                          サービス課 kawasaki 

 


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