今週はバックホーのキャタピラー交換をしました
ゴムのキャタピラーの歯車がかみ合う部分が劣化してはがれてしまっています。こうなればまっすぐに前に進むことも困難になります
新品と比べると当然ながらこんなにも違いがあります。古くなって走らなくなる前にぜひ交換をお勧めします。
サービスマンS
みなさん何年か前から点検、車検にだしても交換部品のなかに点火プラグが見られなくなった事に気が付いていましたか?2000年代前半から各メーカーが新車時に長寿命タイプを採用し10万キロまで交換不要としたためです。ですが、最近は低燃費車、アイドリングストップ車、ハイブリットカーなどエンジンを頻繁に始動したり、停止したりするエンジンが増えてプラグへの負担がだいぶ多くなってきました。実際に現場で作業している我々サービスマンからすると確かに10万キロをまたずにプラグの不良が原因でエンジン不調になる車両もみうけられるようになってきました
そして、これがエンジン不調になり交換したプラグです
(写真は説明の為の一例です)
左側は適切な燃焼が行われずススで真っ黒くなった状態で右側はガイシが摩耗して適切な火花が飛ばなくなった状態のプラグです。どちらにしてもこの状態で使用すれば適切な燃焼が行われず燃費が悪くなる、ガスが濃くなり環境に悪い等の問題が起こります。特に最近はガソリン代が上がりみなさんも大変ビックリしていると思いますがせっかくの低燃費車ですからその性能を100%発揮する為にプラグを含めた消耗品の定期点検、早めの交換が必要になってくると思います。そうすることで低燃費を維持できてそれが環境汚染問題にも繋がる1人からでもできるエコなのではと思います
サービスマンK
スバルのプレオRA1の型で昨日までかかっていたエンジンが今日突然かからなくなったと言う故障事例がけっこう多いんです。イグニッションスイッチのキーをスタートにひねるといつもだったらキュルキュルと作動音がするはずですが、まったく反応が無い、でもメーター内のランプ類はいつもどおり赤くあかるく点いている、これがその症状です。バッテリーがだめになっても同じような症状がでますがこの場合はメーター内のランプはいつもよりだいぶ暗くぼや~んと点灯または、まったく点灯しないと言う感じです。
イグニッションキーシリンダーの後ろ側についているんですがこれが鍵といっしょにまわされる仕組みです。ただ、以前はこの部品を交換するだけで故障が直っていたんですが、最近なぜか同じ症状で今回もスイッチかと電話での確認だけで部品を発注するとそれだけでは無かったと言うことがありますた
この黄色〇がイグニションスイッチですがこれが壊れている場合が多く見られるようになりました。
初期症状として、いつもより回り方が軽い、ひっかかったみたいで回りずらい、鍵を差し込んだ時のガタが大きい等の症状があります。同じ年式位のプレオに乗っている方この症状があらわれたらエンジンがかからなくなる可能性があります。はやめの点検をおすすめします。遠出をした時にエンジンがかからなければ大変ですから。
サービスマンS
エンジン不調の車両が入庫してきました。エンジン音を聞いたらあきらかに4気筒のうち1気筒が働いていない感じでバラバラバララーンとまったく回転数が上がりません、長年の経験でこの車両はプラグコードかプラグの不良と思い込み同じ車両からちょっとお借りしてエンジンをかけたら全く同じ症状であらら・・・・カンがはずれたやっぱり基本点検が大事と思い直し圧縮を測ると異常なし燃料の噴射装置の信号と作動音を確認しても異常なしじゃ~どこ・・・最後はインジェクター(燃料噴射装置)をはずして確認したら
ごらんのとおり錆がびっしりガソリンの通る入口に詰まっていましたようは一番シリンダーのインジェクターにガソリンがきていなく、信号も入っていて、作動もしていたが燃料を噴射していなかったと言うことです。数年前までならたま~にあった原因ですが最近じゃまったくありません、これじゃタンクの中も錆だらけ・・・・それより、やはり経験とカンに頼った整備はいけません、基本点検が大事だと今回も思い直した一件でした サービスマンT