皆様こんにちわ。しっかり春らしくなり桜も咲いていますね~。今年の花粉は去年と比べればそこまで酷くはなかったのかなと思いました。去年は本当に大変でしたね。。しかし過ごしやすくなるのはここ一か月くらいできっと6月頭くらいからしっかり気温が高くなってくるのではと思っております。暑さ対策もしないといけないですね。。。
さて今回はちょっとマニアックな話になるのですが、1G締めという整備方法についてです。皆さんからしたら全く馴染みの無い言葉だと思います。
サスペンションアームはボディやサブフレームに取り付けられています。その根本にはゴム製などのブッシュが入れられていて、それをボルト&ナットで締め付けて固定されており、ここで問題になるのが、ブッシュのよれです。ジャッキアップした状態でサスペンションアームをきっちりと締め込むと、そこで固定されブッシュもその位置で固定され、ジャッキから下ろすとサスペンションアームは大きく沈み込み、このときにはブッシュのボディ側は元の位置のままで、アーム側がぐるりと沈んでブッシュがよじれてしまいます。このブッシュのよじれが問題で、ブッシュが戻ろうとする力が発揮され、そのためにサスペンションは沈み込みにくい方向に左右します。乗り心地としては硬く感じられます。そこで行われるのが1G締めと言われる作業です。
実際に試しでジャッキを使い車体が持ち上がる程度までアームのポジションを持っていき固定してみましたが、車高を下げているのとキャンバーを付けているせいかドライブシャフトが通常より伸びてしまっているのが原因で走行中異音が発生、去年と車高等ほぼほぼ変えていないのでドライブシャフトのブローかと思いましたが、どうやら1G締めをしたロワアームが原因でした。ショックが縮む方向にもある程度ブッシュにテンションがかかるようにしないと、ただただ足が縮む方向に固くなるだけで乗り心地が悪くなると思いましたので、今まで通りでいいかなと感じました。いろんな作業方法があるのでいろいろ試してみたいところですね。
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