年別アーカイブ: 2023年

締め忘れ注意


11月に入ってから、朝から晩までタイヤ交換で

体がおかしくなってます。

実は今年の春から、朝に目が覚めてから普通に起き上がれなくなるほど

腰が悪くなってます。でもタイヤ交換をしているときは別にいたくありません。

私の体はタイヤ交換機になりつつあります。

しかし私は人間であり、人間は必ずミスをします。

そして整備士のミスは人間の命にかかわります。

最近ニュースでタイヤが外れて事故が起きたという報道が

何度もありました。

たとえ体調が悪かろうと疲れていようと、プロですから

素人がやるより早く正確に作業すること、また

数人で作業する場合、たとえ相手が先輩であっても失礼かもしれないが

締め忘れがないかお互いチェックしあったり、2人で1周ずつ増し締めするなど

たいして時間もかからないことですから、後悔しないように作業したいと思います。

相馬


レンジローバーヴェラールのエンジン不始動です。


今回の修理はレンジローバーヴェラールの修理です。食事をして帰ろうとしたら駐車場でエンジンが始動しないとのロードサービスです。現場に行ってまずエンジン始動ボタンを押してみるとセルモーターは回るんですが、なんか圧縮が無いような軽い回り方がします。まさか圧縮が無いのか?でも距離数はまだ4万キロ台当社でオイル交換は定期的にしています。エンジンが始動しないとオートマのセレクトノブが出てこないのでニュートラルに出来ず、積載車で運ぶ事も出来ません、テスターを繋ぎ故障コードを確認するとカムシャフトポジション系の故障コードがいくつか入っています。

この故障コードをいったん全部消してエンジンを再度始動して見るとエンジンが何とか始動急いで工場に向かいました。その間またエンジンチェックランプが点灯しましたがそのまま止まることもなく到着、再度テスターを繋ぎ確認するとやはりカムシャフトポジションタイミング系の故障コードが入っていたため一度カムポジションセンサーを交換する事としました。

左右のバンクに一個づつ取り付けてあり青○の部品です、このポジションセンサーを交換最初はエンジンチェックランプは点灯せず、治ったかなと安心したところ次の日再度点灯、テスターを繋ぎ診断すると、コールドスタートカムシャフトAタイミング過大、コールドスタートカムシャフトBタイミング過大と二つの故障コードが入っていました。この故障コードが何を意味するのか資料が無く分からず、テスターの会社のサポートセンター2社に問い合わせてもこの車両だけは全く資料が無いと言いう事で、頭を悩ませましたが色々と調べて行くうちに判明しました。先ほど交換したカムポジションセンサーのエンジン後ろ側にカムの進角を制御している油圧のソレノイドがあることが判明し、品番が何度か変更になっていることも分かりました。早速部品を注文、届いた部品を比べて見ると違いが判明。

右が古いソレノイドで左が新しいソレノイドです、御覧の通り油圧が通る穴の数が多くなっています、これが改良の後だと思います。部品を交換し故障コードをリセット2~3日試運転しましたがエンジンチェックランプが点灯する事が無い為無事修理完了です。今回は資料が無くだいぶ苦戦しましたが何とか修理出来ました。

                                                                                                           サービスマンkawasaki

 


そろそろ師走


11月も後半に入り八戸地方も週間天気予報に雪マークがちらほらとつくようになり冬シーズン到来といった感じで寒さも増してきましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

先日テレビニュースを見ていたら一部の地域で救急車のサイレン音が変更になった映像が流れていました。実際の音を聞くと従来のピーポーピーポーではなくファーフォーファーフォーに聞こえる音でした。まるでアメリカの警察車両の警報音みたいでした。変更理由として従来の音では「うるさい」「不安になる」など苦情がたえないとのことでした。またシチュエーションによっては住宅地、夜間、学校の近くなどでは音を控えめにする「住宅モード」があるとの事です。

運転の際に視界から入ってくる情報はもちろんのこと、耳から得る情報も大事だと日頃から考えている今日この頃です。車社会も日々進化していますのでこれからもいろんな情報を得てみなさまにとって素敵なカーライフであることを願います。

サービス クドウA


エンジン不調点検><


11月に入り段々と朝晩の気温が低くなってきましたね><タイヤ交換にいらっしゃるお客様も増えてきていて、そろそろ冬だなと感じているサービスのセキガミです!今日はエンジン不調修理について書きたいと思います。車は24年式のスズキパレットMK21Sの型になります。お客様からのご依頼は走り始めは調子がいいのですが暖まってくれば調子が悪くなり、一度エンジンをとめて冷えてから再始動すればまた調子が良くなるとの事。夕方のご来店でしたので診断機でチェックしてみたが故障コードは無し><時間がかかりそうだったので丁度代車が空いていたのでお出ししてお預かりして早速乗ってみました。工場まで走行してきたのでエンジンは暖まってたのですぐに症状が確認できるかと思ったらなかなかでません><諦めて工場に戻る途中に症状が出始めましたので急いで戻り点検です^^症状的には失火してる感じだったのでまずはスパークプラグを点検したところプラグギャップがかなりありました。シックネスゲージで点検したら1.6もありました><サービスデータでは0.7~0.8が基準値ですので倍もありました><

これではうまく火花を飛ばすことができません><プラグは消耗品だと改めて感じました。特殊な品番ではないので部品屋さんがすぎに持ってきてくれました^^一応イグニッションコイルも予防整備とおすすめしましたがそろそろ車を買い替えるからプラグだけと言われたのでプラグだけの交換で作業終了^^前のひと同じルートを走り調子が悪くなってきたところに差し掛かっても調子は悪くなりません。念のためもう一周して調子の良さを確認して無事納車です^^最近は色んなものが値上げしており車のパーツも同じく値上がりしています><特にタイヤの値段はひと昔前と比べかなり高くなってきてます><その分お給料も上がればなあと感じてるサービスのセキガミでした!

 


ラジエーター交換


 

みなさんこんにちは・こんばんは・おはようございます!

サービスの小坂です。早いもので11月ももう半分が終わりまして2023年も残り1ヶ月半となりました。個々数日で一気に寒さの方が厳しくなってきていよいよ冬なのかなーと感じております。まだこちらでは雪は降ってはいませんが青森市の方などでは初雪を観測するなどしているみたいですね。今年は暖冬だという話ではありますが寒いのは寒いので体調管理もしっかりしていきたいと思います。

さて今回はタイトルにもある通りラジエーターの交換について紹介していきたいと思います。まずラジエーターの役割ですが簡単に言うと車のエンジンを冷やしている冷却水を冷やすという役割を果たしています。エンジン内部を巡って熱くなった冷却水を冷やしてその冷えた冷却水が再びエンジン内部を冷却するというサイクルで回っています。

今回の車両は日産のE25のキャラバンで平成15年の年式の車でした。

今回はそのラジエーターに付いているタンクの部分から冷却水が漏れてしまっていて冷却水がすぐに減ってしまうという事で交換させて頂く事になりました。もしこのまま気がつかずにいると冷却水が足りなくなってしまいエンジンが十分に冷やされずにオーバーヒートを起こしてしまうといった危険性もあります。ですので日頃から冷却水の量を目視で点検することは重要ですしこの冷却水は特有の甘い匂いがしますのでその匂いで気がつくといった方も多いので1つの判断材料にはなるかと思います。

今回は幸い発見が早くラジエーターの交換のみという事で無事交換して納車することが出来ました。たまたまかとは思いますがこの1ヶ月でラジエーター交換を4台ほどやりまして最近よくラジエーターが壊れるなーと個人的には思っておりました。こうゆうのはなんか連続するのでこれ以上壊れないように願っております。

サービス kosaka