四月です。新年度が始まりました。一日早々雪に見舞われ五日は強風と天気が毎日変化して車での移動に注意が必要な日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近夜に車を運転していて気が付くことですが後部反射板がテールランプ一体型ではなくリヤバンパー下部に取付られている車が多くなったなと感じます。
後部反射器は夜間に後方へ自車の幅を示すため、車の後面の両側に取り付ける反射板(リフレクター)です。
すべての自動車が備えなければならないと規定されているので、前部反射器や側方反射器のない
車でも、後部反射器は必ず付いていることになります。保安基準では。
【道路運送車両の保安基準】
第38条 自動車の後面には、後部反射器を備えなければならない。
・色…赤色
・明るさ…夜間に後方150mの距離から走行用前照灯で照射した場合にその反射光を照射位置から
確認できること
・形状…文字及び三角形以外の形であること
(O、I、U又は8といった単純な形の文字又は数字に類似した形状は、この基準に適合するものとする)
被牽引自動車は正立正三角形又は帯状部の幅が一辺の5分の1以上の中空の正立正三角形であって一辺が 150mm 以上 200mm 以下のものであること
・取付位置…上縁の高さが地上1.5m以下、下縁の高さが地上0.25m以上
・最外縁は自動車の最外側から400mm以内
・車両中心面に対して対称に取り付け
・自動車の前方に表示されないこと
(保安基準より抜粋)この基準を満たさなければなりません。
参考例としてスズキのワゴンRとワゴンRスティングレーで比較してみると違いがよくわかります。
ワゴンR ワゴンRスティングレー
上記画像はオートックワンより引用
ワゴンRはテールランプ一体型でスティングレーは反射板がリヤバンパー下部に独立した位置にあり2台とも保安基準を満たしています。デザイン的なこともありますが反射板が離れてた方が車の後方にいてとても確認しやすいです。反射板が離れて取付られてる車が多くなったのは視認性向上による事かもしれませんね。
学生たちは春休みも終わり新学期も始まりました。視界良好で安全なカーライフであることを願います。
サービス クドウA