排ガス浄化装置の再生を怠ってしまうと。。


皆様こんにちわ~。段々に涼しくなってきましたね。ちょっと前までかなり暑かったため急な温度差に体調の方も左右されている感じですね。風邪やインフルエンザ等もこれから流行ってくると思うのでしっかりと対策をしていきたいところです。

さて今回はトラックや乗用車についているディーゼル特有の部品について少々書きたいと思います。というのもここ最近になってかなり排ガス浄化装置が詰まりきっている状態で車単体で再生ができないといった事例が増えているように思います。この作業をテスターで強制再生をかけるといった作業をよくやっているように感じます。

まず排ガス浄化装置には種類があります。

DPF:日本語で訳すとディーゼル微粒子捕集フィルターです。ディーゼル自動車から排気される粒子物質(PM)を捕集し、大気中に排出しないようにする後処理技術です。しかし、排気ガスがフィルターを通り抜ける際に粒子物質(PM)が捕集されるため、何年も蓄積されると機能が低下します。

DPR:日本語に訳すと排出ガス浄化装置です。DPFの進化系みたいなもので、フィルターの粒子物質を捕まえてくれるのはもちろんですが、この作業を繰り返すとフィルターが目詰まりを起こしてしまいます。目詰まりを起こすと機能が低下するためヒーターなどで燃焼し再生してくれる機能が付与しています。

DPD:日本語で訳すと、PM微粒子除去装置です。排気ガスに含まれるPM(粒子物質)を浄化してくれる装置です。一定以上のPMが蓄積するとDPDランプが点灯し、自動的に燃焼(再生)作業を行います。

このように作用は若干違うようですが、機能面では大体一緒だと考えていいと思います。

ベンツもDPF洗浄って必要? 車検整備時にはぜひ洗浄をして ...

煤がたまれば排気できなくなり、エンジン不始動になってしまいますので、適度に再生をかけてあげた方が触媒を長生きさせる秘訣なのではないかと思います。チョイ乗りディーゼル車の場合は自動再生が掛かっている最中にエンジンを切るということが多く、溜まったままという事がありがちなのでこまめに再生をしてあげないと行けません。乗用車でもディーゼル車が多く走っている印象なので、気を付けて走行してもらいたいと思います。

                               サービス:ハタケヤマ


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。