DSG修理の続きです(前回はこちら→アウディA4 ミッション警告灯点灯 パート1)。
前回ユニットを取外したところまででしたが今回はこの部分を交換します。
左側の部品が交換する部品です。どの位置かといいますと
この分を交換します。今回のような故障コードでは、センサーやソレノイドバルブ本体では無くこの基盤が悪くなり異常を感知しチェックランプが点灯します。バラスとこの通り
配線の下は各ソレノイドバルブです。今回はこちらは交換しません。
ちなみにこの赤丸部分が湿式のクラッチ部分で、滑りや発進時の強いジャダが出ている場合は先ほど部品では無くこちらの部品交換が必要になります。
この赤丸部分にDSGユニットから出ているソレノイドバルブで前後に動かしマニュアルシフト車のようなダイレクトな走行感を味わえます。普通のATとは構造が違います。
今回はこの後テスターを繋ぎ走行テストを行いました。さらに各部再セットアップし、無事故障個所が治っているのを確認してからの納車となりました。当初50万円くらいの修理見積りでしたが、今回の場合は先ほどの部品交換で20万円ほどで治りました。同じような症状であれば部品交換で修理できるかもしれません。一度ご相談ください。
サービス カワサキ