年別アーカイブ: 2018年

燃費が?


お客様からどうも最近燃費が気になるとの事で相談を受け話を聞くことになりました。

どうやら息子さんが運転することが多くなったようで

どこかのショップでマフラーを交換してきたらしいと、

その辺りから音の割には走らないような気がして

アクセルを余計踏んでいて燃費の悪さが気になり出したとの事。

早速車庫にある車を拝見、大きな排気テールが目立つ、エンジンを掛けると力強いエキゾースト音です。

明らかにスポーツマフラーです。

「お父さん、これ車検パスするかな?」

知らないが息子は燃費が良くなると聞いて付けたというのです。

エンジンを 700〜3000まで上げていくと吹け上がり鋭い。

しかし、2300まではトルクを感じなく、排気の抜けすぎが気になる為、

「お父さん、原因はこのスポーツマフラーで高速走行では効果があるが、

ストリートではトルクが少なくアクセルの踏み込みが大きくなり燃費を悪くしている。」

と説明したのです。

本来エンジンの排気音を小さくする目的のマフラーですが、

排気に程度の圧力をかけることでトルクが得られ、馬力が増すのです。

ですからマフラーの設定は燃費に影響が大きいと思います。

スポーツマフラーは高回転では排気抜けが良くなり追い越し等に威力が出ますが、

しかし一旦回転が落ちることで中回転で もたつくこともあります。

チューニングでもマフラーの設定は特に難しいと思います。

ですからメーカーテストで車にマッチされたマフラーは最適ではないでしょうか。

次に、マフラーの破損で排気漏れが起こります、

騒音が高いとか環境汚染となりますがここでも燃費悪化が考えられますので

車検の際は大事な部分ですね。

最近、また社外マフラー車が目に付くようになりましたが、

燃費で取り付ける事は考えない方が良いと思います。

車を楽しむそれは、エキゾーストサウンドを快く楽しむことではないでしょうか。

あのカウンタックのように・・・・。

ベテランメカ


ラジコン草刈機の修理です。


今年に入ってからラジコン草刈機の修理、点検も入庫して来るようになりました。

河川敷等の傾斜地を作業員の人力で作業するには踏ん張りがきかず大変危険な作業なのだそうです。また、時期的に炎天下の作業が多く、熱中症の危険もあるそうです。そこで、最近はこのような現場では危険を軽減するのと、効率化のためにラジコンでの作業が進んで行われているそうです。そこで、今回は一度使い終わったので、点検の為に入庫してきました。作業依頼は各部点検と刈刃の交換です。

今回は点検をしていたら燃料漏れが見つかりました。燃料ポンプからです。

〇印の根もとからの漏れでした。外して見るとオーリングが切れていました。オーリング交換で無事修理は完了です。このまま使い続けると最悪車両火災になるところでした。やはり定期的な点検が必要なんですね。

それと、お客様からの要望でモア前側のゴムのカバーをチェーンに変えてほしいとのことでした、加工はお任せ下さい。加工後の写真です。

作業は終わり無事納車になりました。

                                                                                            サービス課 kawasaki


純正エアクリーナーVS社外エアクリーナー!


皆様こんにちわ~!最近台風が去ったと思ったらどうやら後を追うようにまた台風が発生してしまいましたね~・・・・最近は天災が多いように感じますよね・・・(‘_’)

ということでですね、今回は純正エアクリーナーと社外のエアクリーナーではどっちがいいのかということで、自分の車も社外エアクリを入れているので気になりましたので調べてみました!!

エアクリーナーとは

エアクリーナーとはエアインテークについているフィルターのことです。車は空気を取り入れ、それを燃料と混ぜ、爆発させることで動力を得ています。ただ取り入れる空気に小石や砂が混ざってしまっていたら大変なことになります。自動車のエンジンは精密機械なので、このような異物が混入してしまうと、最悪の場合壊れてしまいます。そのようにさせないために、小石などを取り除いてくれるフィルターがエアクリーナーです。

乾式・湿式

まずエアクリーナーには乾式・湿式の違いがあります。この二つの違いは、どのように異物を取り除くのかという点にあります。乾式の場合、フィルターが乾いたままの状態で、異物を取り除きます。しかし、洗浄などすることはできないため、基本的には使い捨てです。多くの純正エアクリーナーは乾式を使用しています。価格は湿式のものに比べると比較的安いです。

湿式の場合、フィルターにオイルが塗ってあり、オイルにごみを吸着させることで、異物を取り除いています。湿式のほうが乾式よりも異物を取り除く能力が高いです。また乾式と違い、フィルターが汚れてしまっても、洗浄し、もう一度フィルターオイルを塗ってあげることで再利用が可能です。

社外エアクリーナーのメリット・デメリット

メリット

メリットとしては、エンジンパワーが上がる可能性があるということです。エアクリーナーを社外のものに交換するということは、空気の流入量が増えるということです。空気を燃焼室内にたくさん入れることができ、かつ適切な排気がなされれば、その分パワーは上がります。

デメリット

デメリットとしては、排気や空燃比等が適切でないと、逆にパワーダウンしてしまうこともあるということです。排気に関してはオーバーラップというものが存在します。ただ単に空気を多く入れても、排気がきちんとなされていまいと、パワーアップは望めません。エアクリーナーを変えるだけでは、逆にパワーやトルクがダウンしてしまうということは、デメリットだといえるでしょう。

私も純正から社外に変えたときに、高回転時はとても気持ちよく走行できましたが、1速2速が鈍く感じるようになりました。ですが、エンジンを回したときの吸気音やエンジンルームがレーシーになるので、私は社外のほうが好きと感じます!ですがエアクリ交換はまだライトチューン扱いなので、もっと違うところにも手を加えていきたいなと思いました!長文になってきたので今回はこの辺で。

サービス:はたけやま


エアーフローセンサー


みなさん、こんばんわ

台風が接近してますが、みなさん備えは十分でしょうか?

最近、台風や地震などの自然災害が多発しているような気がします。

何事も備えが大事だなあと感じています。

今回の作業紹介はエンジンチェックランプ点灯で入庫された車になります。

トラブルコードを読み込むとエアーフローセンサーと記憶してありました。

センサーの取付位置が面倒な場所だったので、まずECUからの電源などの点検をしていきます。

問題がなさそうなので、狭い場所になんとか手を入れて

センサーを外して見てみると見た目が明らかにおかしいです。

これは水没でもしたのかな?

エアフローセンサーは吸入空気量を検出するセンサーになりますので

エンジンが空気を吸う通り道に取付してあります。

ということはエンジンが水を吸った可能性が考えられます。

接続されるパイプやホースに水が入るような異常も跡もありませんでしたが

お客様には現状を説明して 了解をいただき、部品交換をして乗っていただくことになりました。

無事トラブルコードも消え、エンジンの調子も絶好調です!

後は、今後トラブルが起きないことを祈るのみです。

台風などで大雨が降った際の水溜りなどには、極力入らないようにしてください!

その時大丈夫でも後から、いろんな不具合が発生する可能性があることを

覚えておいてくださいね。

以上 サービス サカモトでした。


危ないところでした


みなさんこんにちは

最近は朝晩は冷え込んでくるようになりましたので、風邪をひかないように注意して過ごしていきたいと思います

今回は先日、エンジンから異音がするという内容で入庫した車について紹介したいと思います

まずエンジンをかけてみると窓を閉めていてもガラガラという音がはっきり聞こえてきました

結論から言いますとウォーターポンプからの異音でした

ウォーターポンプとは簡単に言うとエンジンを冷やすための冷却水を循環させるためのポンプの事でエンジンに付いている部品になります

今回はそのウォーターポンプにガタが生じていてクーラントが漏れていました

真ん中の黒い物が付いている部分がウォータポンプで、この画像では既に外した後ですが本来はここにファンベルトが張られていて駆動されています

上の方がピンク色になっていますがそこはクーラントが漏れている部分です

さらに今回は、ガタがある状態でエンジンを回していた影響からかファンベルトの一部が切れてしまっていました

もう少し遅かったら走行中にベルトが切れて走行不能になるということも十分にあり得ました

恐らく急にこうなった訳ではなく異音も少し前からしていたかと思います

普段から自分の車のエンジン音にも注目して、少しでもおかしないと思うところがあれば早目に点検に持ってきてください

サービス kosaka