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尿素SCR


こんばんは~、サービスマンNakamuraです。
先日、ISUZUの講習会に行ってきまして、その内容を少し載せたいとおもいます。
新しい排出ガスの規制で新しいディーゼル車には尿素が必要なものが発売されています。新しいハイエースとかもそうですね。
システムとしてはこんな感じです。

昔のディーゼルエンジンは黒いススがでてました。これを解消するためには燃焼温度を上げれば出なくなるんですが、そうすると人体に有害な窒素化合物(NOx)が出てしまいます。なのでちょっと前のディーゼル車は燃焼温度を上げずに、DPFやDPDなどをつけてススを回収する方式にしてました。が、ススが溜まってくるとDPF等を燃焼させて再生させなければダメでした。これが結構めんどくさくて、会社の積載車もランプが点いたからエンジンかけっぱなしにしてるからとか、しょっちゅう言われます。古くなってくると回数が多くなってくるようですね~。
新型のディーセルはエンジンから出るススを少なくして、NOxを尿素SCRで回収する方式になってます。
なのでDPF等の再生回数は減るみたいです。が、変わりに尿素水(代表的なのはアドブルー)を補充しなければ走行できなくなっちゃいました。
無くなったらそのままエンジンを止めずにいれば走行可能なようですが、そうすると、尿素を出すノズルが焼けて壊れてしまうこともあるようです。他にも汚れているようにみえなくても、エンジンのエアクリーナーや尿素のフィルターは定期交換が必要とのことでした。環境対策大変です。
新車で購入をお考えの方は参考にしてください~。では~。


今年もやってきます


みなさんこんにちは、こんばんは

サービスの小坂です

朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。つい1ヶ月ほど前は半袖で仕事をしていましたが今はもうすぐ冬と感じるところまできています。時間が経つのが早いものだなと感じております

さてこの時期自動車業界ではタイヤ交換が始まります。当店でも先週ぐらいからだんだんと入庫台数も多くなってきました。もう少しすると朝から晩までタイヤ交換という日々になってきます

タイヤ交換というと自分で作業するという方も多いですが、その一方で毎年トラブルも多くみられます

よくある事例としましては、走行中に異音がするということで点検するとナットがきちんと締まっておらずホイールがぐらついての異音発生という内容でひどいものではナットが外れてしまっているなんて事もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真はナットが緩んでいる状態で走ってしまいナットとハブボルトの両方が駄目になってしまっているものですこうなるともちろん交換ということになりますのでその分費用もかさんでしまいます。

また、逆に強く締めすぎてしまう方もみられますがこの場合もナット、ハブボルトを壊してしまうので注意してください。当店ではトルクレンチを使用して締め付けていますので安心です

もちろんタイヤ本体の販売も行っておりますので買い替えを検討されている方は是非ご相談ください。タイヤ交換での入庫については雪が降ってからでは大変込み合いますので余裕を持ってお早めに入庫していただければ助かります

 

サービス kosaka

 


エアコンの部品交換


   こんにちは。寒くなってきましたね。もう11月です。そろそろスタットレスタイヤの準備が必要になってきました。雪が降ってからですと交換作業も混みこみで、長い時間待たされたりと・・・早めに交換しましょう。

  今回はエアコンの修理です。今回入庫した車両は部品交換です。

 エアコンの部品のなかに、コンデンサーという部品があります。この部品は車の前側、ラジエターの前についてるもので、コンプレッサーで圧縮された冷媒(ガス)を外気で冷やすための熱交換機です。コンデンサーがうまく冷やされないとエアコンの効きに影響します。その部品がこちら。

    下の方に隙間が・・・

 この部品アルミでできていて隙間を埋めているフィンの間を風が通り抜けて冷却効果をアップしています。そのフィンが無くなると効率が低下してエアコンの効きがわるくなるのです。

  今回のはフィンの欠落ですが、泥が詰まったりしても同じ症状がおこってしまします。洗うことはとても大切なのですが、アルミで薄くできている部分なのでブラシでゴシゴシ擦るのはもちろん、高圧洗浄機で直接洗ってしまうと潰れてしまうので厳禁!もし洗うのであれば、ホースで水をかけて洗い流すのがいいでしょう。

  で、今回は新品に交換。

 このように綺麗な状態。冷却効果も復活です。バンパーからみえる部品なのでたまには確認してきれいな状態に保つとエアコンも快調でいいかもですね!

   サービス Shimotomaiでした。