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そういえば、「EJ20」って生産終了したらしいです。


皆様こんにちわ~。。さて、まず天気のお話ですが今年は去年よりも暖かく、去年の2月なんてマイナス気温の時がありましたが。今年に関しては2月という一番寒い月にも関わらず5℃~6℃が平均らしいですね。いや~暖かいですね。ですが暖かいということは雪が降らないわけですよね。ゲレンデも少々困り気味みたいです。もう3月ですが春が来るものもう少しですね。春が来たら少々遠出でもしてみましょうかね~(*’▽’)

さて話は変わりますが、私自身思い出深いスバルの名エンジン「EJ20」が2019年で生産終了していたらしいですね。あ、なぜ思い出深いかというとですね、入社して私が行った作業で一番難易度が高かったEJ20のタイミングベルト交換とタペットからのオイル漏れ修理を行ったからです。その前にもラジエーター等々色々お世話になり勉強になったエンジンなんですね。しかしなぜここまで長く続いたEJ20が突然姿を消したのか。クリックすると新しいウィンドウで開きます

スバルも、優れた環境性能を持つFB型水平対向エンジンを2010年にリリースし、インプレッサスポーツやレヴォーグといった基幹車種に搭載しています。こうした動きの背景には、経済産業省が新しく取り入れることにした燃費基準「CAFE(企業別平均燃費基準)」も関係していています。これはすでにアメリカやヨーロッパが取り入れている自動車の燃費基準ですが、車種別ではなく、メーカー全体での平均燃費を算出し、一定の基準に達していなければ巨額のクレジットを支払わなければならないという制度です。

この制度では、一つのモデルが燃費基準に達していなくても、燃費の良い他のモデルでカバーできるというメリットもありますが、全体の規制値が厳しければ、燃費の悪いモデルは足を引っ張ることになってしまいます。EJ20生産終了の決定の背景には、このユニットがこれまでかなり改良されてきたとはいえ、燃焼効率や環境性能よりもパフォーマンス優先に設計されていることもあり、さすがに改良だけで対応していくのは厳しい、と判断されたことにあると考えらているとのことです。簡単な話、電気化していく車業界に対し、もう何年も続き改良を重ねてきたEJ20も段々に打つ手がなくなってきてしまい、廃止するといった決断でしょうね。自分としては滅茶苦茶勿体ない判断だと思いましたが時代が時代、しょうがないのでしょうね。正直私はまだ電気自動車に魅力ひとつ感じておりません。このエンジンのようにスポーツタイプのガソリンエンジンが好きなので、時代に追いつけていない自分がいますww

ですが電気自動車を手にする前にこのような速くてうるさいエンジンの載った車を手にしたいものですね。ということで今回はEJ20に触れてみました。いずれ私も維持したいエンジンの一つなので近いうちに検討したいと思います!

さて今回はこの辺で失礼します。                  サービス:ハタケヤマ


黒い軽油の正体


時々エンジンの掛かりが悪いと入庫したディーゼル車
何回か始動を繰り返す中、その症状がでて、まったく掛からない状態になります。
燃料フィルターの上部にあるプッシュポンプで燃料を送るとすぐ掛かるという状態です。

普通では燃料の詰まりと考えフィルターを交換します。
交換したところ、症状は変わりません。
次は燃料タンクを疑い作業の手順から燃料(軽油)を抜き取るのですが、ここで驚きです。

その軽油 下の容器のように透明であるはずが黒いのです。

黒い軽油はあろうはずがなく、燃料系に特に異常もなく原因はこの黒い液体ということで、
とりあえず新しい軽油を入れ替えたら調子が通常に戻ったのです。
黒い液体という事になればエンジンオイルの混入が考えられることから、
その経路は噴射ポンプであると想定。
そのポンプを駆動する軸にシールがあり、その不良ではと思うということに行きついた。
しかし、作業と部品を合わせると高額であり的が外れたら大変とばかり確実なデータを得る必要があり、
メーカーとかベテランの人達からも情報収集するがほとんどがありえない現象と言う。
しかし、その中で一人だけ同じ経験者がいてその方はポンプ不良の疑いに同調してくれました。

その可能性にかけ、噴射ポンプを交換することに。
外したポンプと新品のポンプを見てもオイルがポンプ内部に入り込む構造は見当たらないが、ここまで来たなら後に下がれない。
新品のポンプを取り付けて完成。様子見ですが、すこぶる調子が良く、軽油にも異変は見られず、問題は解決したことにホッとしながらも、何故が続く。

何故1 ポンプにエンジンオイルが流入するメカニズムが判然としない事
何故2 オイルがポンプに流入するのであれば、当然エンジンオイル量(レベルゲージ)が減ることになるのだが変化がない事

川崎


もうすぐ春ですねえ(*´▽`*)


もうすぐ春ですよー そろそろタイヤ交換の時期が近づいてきてますね。只今、当社では

春のロータスキャンペーン中です。いつもよりタイヤをお安く提供させて頂いてますので

夏タイヤのチェック等して、もしタイヤ残量が少なくなってきたと感じたら、当社での

購入宜しくお願いします。どもども!サービスセキガミです!今日は、オートステップ

修理について書きたいと思います。

車はニッサンセレナ 施設で使用している車です。

この車、後ろの席に乗り込む際、スライドドアを開けて乗り込むのですが、

どうしても、地面と車の床面の高さがあり、お子様や乗り降りするのにきつい方には

ちょっと、乗りづらいかなと感じます。そのために、スライドドアを開けると

ちょうど乗り降りするところにステップがでてきます。これがあれば乗り降りがラクに

なるんですねえー^^しかし、これが壊れて入庫してきました><

症状は出てこないので、見てほしいと>< 早速点検してみると 作動音はしますが

ステップはでてきません>< リグとで車をあげ 下から点検してみると なんかステップ

が曲がってる感じです。↓

早速外して 点検してみると の写真の可動する部分が 下から突き上げた感じで曲がって

ました。そこの曲がりを修正し、手でスムーズに動くようになりました。ばらしたところを

組み直し、作動点検した見たら、途中まではステップが出てくるんですが そこでとまり

最後まではでません><もう一度ばらしましたが、やはり 引っかかりはありません^^;

となるとモーターに原因があるのかと思い 分解してみたら

右の小さい歯車が モーターです。左の歯車がステップ側です。今は点検のため歯車同士は

離れてますが、本来は歯と歯が重なってモーターが動くと回すのです。しかし 左の歯が真ん中で

歯欠けとなってるのがわかると思います。 これだと噛み合いません。幸いまるごと交換でなく

パーツ単体での供給があったのでお客様に確認をとり、無事作業終了^^

安心してお使いいただけるようになりました^^ 今回の原因は下回りをどこかでぶつけた際

運悪く、ステップの可動部分をぶつけてしまい、それでもモーターはステップを出そうと回り続け

歯が欠けてしまった感じです。この時期は、雪が降って道路脇の縁石が隠れて気付かずにぶつけて

しまうと思いますので、雪道走行はまず 滑るイメージがありますが、こういう障害物が隠れてる

ことも頭においといてくださいな! ではでは! サービスセキガミでした!


オールドトラクター日の本号


オールドトラクター日の本号

トラクターと言えばヤンマーとかクボタが代表的に挙げられますが、
実はその昔東洋社という機械メーカーが開発したトラクター
日の本号というのがあるわけです。

そのトラクターが当社に修理依頼で入庫したのです。
なるほど。古さを感じさせないその構造と技術に見とれてしまいました。
今風のトラクターより頑丈な事は間違いありません。
そのトラクター、エンジンがかかりづらい・かからないという内容でした。
バッテリーを充電することで一応かかるのですが、バランスが悪いかかり方です。
予熱のグロープラグを取り外し点検すると、三本のうち、一本が熱が弱いため交換することに。
しかし部品等あろうはずがないと思いきや、フロントのあんちゃん、どうにかこうにか探し出し調達したのです。
部品待ちの間、古いエンジンによく見られるタペットの突き上げが始動性に影響していることが多いので、
カバーを外し点検すると正常な状態です。
しかしここでもびっくり!なんと頑丈なロッカーアーム等それをみていると
その耐久性が伝わってきます。

グロープラグを交換し始動させたら一発始動OK!
しかしセルモーターの回転が元気がない。
これでは不安と思い、バッテリーの比重を測定すると
2ヶ所が異常でありバッテリーを交換することに。
しかし新品のバッテリーを取り付けたものの同じ症状にガッカリ。
次はセルモーターといくところだがそれではあまりにも単純であり、
こんな時は基本に戻ることが肝心という習いから、
バッテリーを疑いよくみるとバッテリーケースに余裕がありすぎる事が目についた。
いわばバッテリーが小さいという事だ。
そのスペースにちょうどピッタリサイズでこれまでより大きいバッテリーを取り付けたら、
予想通り元気の良いセル回転でありました。
納得。年代物はマニュアルのない世界。五感が頼りですね。

Bメカ


オイル漏れ修理


皆さんこんにちは、こんばんは!サービスの小坂です

早いもので2月も残すところあと3日となりまして自動車業界では繁忙期に突入しております

世間では新型コロナウイルスのニュースが連日報道されておりますがまだまだ収まるところを知らずに感染が拡大しておりますが私も他人事とは思わずにしっかりと基本的な対策をしていきたいと思います

さて今回はタントのオイル漏れの修理を紹介したいと思います

年式は平成15年式で型式はL360S、エンジンはEFになります。

早速点検のためエンジンが見やすいようにフロントバンパーを取り外しました。バンパーを外すことで目線をオイルが漏れている部分に合わせることが出来たので場所の特定がしやすかったです

一通り点検した結果、タペットパッキンから漏れていましたので部品注文して交換という形になりました

まずはエアクリーナーボックスのカバーを外します。そうするとこのようにイグニッションコイルが出てきます。

次にこのイグニッションコイルやスロットルボディ等ヘッドカバーを外す際に邪魔になる部分を取り外してヘッドカバーが止まっているボルトを取り外します。そうしますと

このようにヘッドカバーが外れてきます

あとは周りを清掃してパッキンを交換して逆の手順で組み上げていけば完了です

今回は同時にエンジンオイルの交換も行いまして、漏れのないことを確認しまして無事に納車となりました

日頃からボンネットを開ける方ならオイル漏れにも気が付きやすいかと思いますが見てもわからないという方も多いと思いますので、まずは普段車を停めている場所に何か垂れた様子が無いかを見るだけでもヒントになりますので定期的に確認してみてください

オイル漏れに限らずですが不具合は自然に直るということはありませんので心配な方は大事になる前に早めに点検に出してみてください

 

サービス kosaka